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【2023年抱負 : 「守”破”離」〜 自分の殻を破る。〜】
2016年から様々な形で「子どもの貧困」問題に取り組んできて、ようやく形になってきたのがここ1・2年です。
2019年までは、やる事なす事すべて上手くいかなくて、一時期はベッドから起き上がれないくらい精神的にまいっていました。
2020年1月に始めた #こども宅食 事業では、延べ3000世帯以上の困窮子育て家庭に食品をお届けすることができました。そして、2021年11月にはじめた #おもちゃ図書館 (子ども食堂に遊びの体験を加えた居場所事業)は現在30世帯以上が利用しています。
『守』:師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「2016年~2019年」と「2020年~2022年」で、何が違うのかを振り返った時に、明らかに『巨人の肩に乗った』ことで成長することができました。
2019年までの自分は、"自分流"を貫いて、ことごとく失敗していましたが、2020年からは先人のやっていることを徹底的に真似しました。
子ども食堂・こども宅食、おもちゃ図書館は、全て先人達が築き上げたものです。
『破』:他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
2023年は次のステージに進みます。民間民営の子育て世代包括支援センター「こそだて基地」(仮称)として既存の事業を発展させたいです。
「こそだて基地」も、栗野が勝手に言っているものではありません。平成28年6月公布「児童福祉法等の一部を改正する法律」において改正された母子保健法で市区町村へのセンター設置が努力義務とされているものです。
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「児童福祉法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第63号)において、母子保健法(昭和40年法律第141号)第22条の改正が行われ、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行う「子育て世代包括支援センター」(法律上の名称は「母子健康包括支援センター」という。)が新たに規定され、市町村は同センターを設置するように努めなければならないこととされた。
既に全国1,647市区町村2,486箇所(2022.4.1時点:母子保健課調べ)、僕たちが活動する東京都足立区には6箇所設置されているそうですが、どんなに支援メニューを増やしても、その支援メニューを利用できない親子に届かなかったら、宝の持ち腐れです。
利用者目線ではなく実施者目線の事業は,メニューを増やしてもサービスが利用できない親子に届かず,サービスの切れ目を解消できないといえる。
なので、僕たちがゼロから新しい事業を作るのではなく、既にたくさんあるはずの支援メニューを、困窮する親子が少しでも身近に感じられる仕組みづくり(繋ぎ役)をしていきます。
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『離』は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
そして、最終的には、たとえ経済的に困窮する家庭で生まれ育ったとしても、子ども達が人生における選択肢を自分で選ぶことができると感じられる社会にしたいです。
そのために、以下の3ステップを極めることで、困窮子育て家庭への個別最適な支援メニューの提供を実現していきます。
【Step1】子育て家庭が抱える課題のセグメント
子どもの年齢や地域の頼れる人の有無、既存の支援制度の活用状況等で、課題を整理する。
【Step2】信頼関係の構築(子育てコミュニティ形成)
困窮子育て家庭との多様なタッチポイントを作り、既存の支援制度を活用できていない人たちとの関係性を築く。
【Step3】情報提供や専門家等への繋ぎ
把握した課題に応じた必要な支援情報の提供、そして構築した信頼関係をベースに支援情報の活用までをサポートする。
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ご寄付のお願い:目標寄付額 年間600万円
最後までこの文章を読んでくださった皆様へお願いです。
自分に経営能力がないために、これまで無償のボランティア活動として無給でやってきました。(生活費は別の仕事で稼いできました。)
しかし、これ以上事業を展開するとなると、今の体制で事業を継続・拡大することは難しいです。正直、長くは続けられないと感じています。。
自主事業による財源をつくるために試行錯誤を重ねていますが、黒字化するにはまだまだ時間がかかりそうです、、
そこで、毎月の継続的なご支援をお願いさせていただけないでしょうか?
お願いすることが苦手なので、これまで自分の人件費分のご寄付をお願いすることは避けてきました。ただ、そんな自分のちっぽけなプライドを守ったところで事業は続けられないことを痛感しています。
1か月500円からご支援いただけ、僕たちが不誠実な対応をしたり、実施事業が価値を生んでいないと感じたら、途中でご寄付を停止いただけます。
600万円の使い道は2名分の人件費です。
代表理事人件費:月25万円×12カ月=300万円
事務局人件費 :月25万円×12カ月=300万円
活動費のサポートをしていただける方がいらっしゃいましたら、下記3つの寄付プラットフォームのいずれか1つからご寄付しやすいものを選んでいただき、ご支援いただけますと幸いです。
活動報告を受け取ったり、実際の活動に参加したりしながら、子ども支援の在り方について一緒に考えていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
▼Syncable
▼READYFOR
▼CAMPFIRE
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