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【故平昭七の作り上げた庭を輝かせる職人集団】

当財団の庭園が、このたび「進樹園」の手によって美しく整えられました。

この庭は、故平昭七が情熱を注いで作り上げたもので、石の配置から木の選定に至るまで、すべて自身が選び、庭師に指示して完成させた特別な空間です。

株式会社 進樹園は、日本を代表する庭園である兼六園の剪定も手がける庭師集団です。



今回、当財団の庭にあるウラジロガシ、楠木(クスノキ)、松、泰山木といった樹木の剪定を依頼しました。


特に、繁り過ぎていたウラジロガシは、見事に形を整えられました。

鬱蒼と茂っていた枝葉がすっきりと整理され、心地よいものに感じられます。



また、楠木は手つかずだった枯れ枝を除去され、青空と葉っぱの緑のコントラストがより美しくなりました。


松に至っては、その繊細な枝ぶりを際立たせるための剪定が施され、全体のバランスが見事に整いました。



進樹園の職人たちの巧みな手仕事によって新たな光を得たかのように輝く姿に、私たちも心から癒されました。

この庭園から平昭七の何事にも妥協しない信念を改めて実感しました。


このような剪定作業は、素人では到底手が出せないものです。

改めて、庭を美しく保つことの難しさと、その維持管理にかかる労力を実感しました。

この庭園の美しさを守り続けるためには、職人たちの技術と情熱が不可欠であることを、今回の経験を通じて痛感しました。

            事務局 牛ノ濱