Chromeブラウザー、 ChromeBook、 Chrome OS、 Chrome OS Flex の違い。
わかりにくいですよね。説明します。
Chrome OS というのは、パソコン(Chromebook含む)で動く基本システムソフトのことで、ブラウザーのChrome を骨格とした基本システムです。
ChromeBookはGoogle 謹製のChromeOSの入った、Google が規定したノートパソコンです。具体的にはHP、Lenovo、Acer、Asusなどのメーカーが製造しています。
Chrome ブラウザーは Windows, mac、Linux など多様なOSの上で動くブラウザです。もちろんChrome OS にも含まれています。
さて、Chrome OS Flex のことを説明します。
Chrome OS Flexとは、Chrome OSのオープン版です。オープン版とは、Googleは責任もたないけれど、勝手にパソコンにいれて使ってもいいですよ、という許諾を与えているOSです。なので、うごく、動かないが機種によってことなります。一応、うごくであろうというリストもGoogleは提供しています。しかしアメリカで売られている機種が中心にかかれているので、日本や台湾で売られているパソコン名と一致しなかったりして、なかなかわかりにくいです。簡単には、試してみるしかありません。 大まかな基準は、2010年以降に製造された、次の条件を満たすパソコンです。
CPU:x86-64(x64)アーキテクチャに対応するIntel製またはAMD製のもの(※1)
メインメモリ:4GB以上
内蔵ストレージ:16GB以上(USBブートによるトライアル時は不要)
その他:USBメモリ(USBマスストレージデバイス)からのブート機能
ChromeOS と ChromeOS Flex では、基盤となるテクノロジーおよび管理ツールが同じです。Windows、Mac、Linux デバイスに ChromeOS Flex をインストールすると、ChromeOS のほとんどの機能とメリットを利用できます。ただし、ChromeOS Flex には、Chromebook、Chromebox、Chromebase のみで利用できる ChromeOS とは大きく異なる点があります。それらは、以下にGoogle が説明しています。興味が有る方はごらんください。
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11542901?hl=ja&ref_topic=11618314
ChromeOS Flex 認定モデルに関してのGoogle の公式ページは以下です。
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11513815?hl=ja
Chrome OS Flexは基本的には内部ハードディスクとか内部SSD(フラッシュうメモリーという半導体版のハードディスク)にインストールして使うことを推奨されています。
しかしインストールディスクであるUSB ドライブ(スティックやメモリーとも呼ばれる)でも動作します。つまりハードディスクが壊れていたり、取り外されているパソコンでも動きます(もちろん上記の理由で対応外の場合もあります)
そのインストールディスクで動かすことを、USB LIVE版とかUSBインストーラ版と呼びましょう。
そのUSBインストーラー版は欠点があります。そこで使えるディスク容量が3GB程度までしか使えません。 パーティションという、ディスク内部を区切りしくみが、制限があるからです。
我々はその制限をとりはずす試みをしています。まだ実験段階です。これができると、128GBのUSBディスクで、ユーザーディスク容量を100GBくらいまで使うことができるようになります。いつになるかはまだわかりませんがおそらく2月か3月末くらいでしょう。台北ChromeBookユーザーズグループに優先的にお分けいたします。