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自分の日々の感情を、拾い上げるためにつくったnoteの話
今日は紙のnoteの話です。
私は今、月に1回、自分のリフレクションに付き合ってもらっている人がいます。受けているのはコーチングです。
でも、コーチングと呼ぶのはしっくりきていなくて、私の希望や状態に合わせてカウンセリングのようにも、コンサルティングのようにも対応を変えてくれる素敵な方です。(プロ!私が提供するカウンセリングやコンサルティングもこうでありたいと思うような方です)
元コメディカルで、私と同じように子育てしつつ個人事業主として働いてこられた女性の方で、人生の先輩から支えてもらっている感じがしています。
昨日、その方とのセッションが朝いちばんにあり、すごーく充実した一日になりました。
継続したセッションを受けていますが、その中で出てきた自分自身の価値観の中で大切なキーワードのひとつに、「喜怒哀楽を大切にする」というものがありました。
喜怒哀楽、その時々の情緒を味わう、感情を大切にすること。
自分の結婚式でも出した大切なキーワードなのですが、現実では感情的になることは合っても、積極的に感情を大切にする機会って実はあまりない。
フリーランスになって家で一人で仕事をしている時間も長いので、下手したら情緒が動かないときもあるわけです。
その割に仕事が忙しければ頭の中はずっと動いていることも多く、そうするとただパソコン疲れになってしまって、肩が痛ーい、とか。
感情労働な仕事をしていたときも、人に囲まれたくさん交流し、事務仕事もあるから時間に追われ、就業時間には疲弊…ということも多かったと思います。
どちらにしても健全な感情の動きでは、ない。
最近は心の動きが欲しいので、自分からその状態を作りに行っています。
それが、映画を観ることやコーチングを受けること。私自身がキャリアのご相談を受ける場合も、心が動き、充実する時間のひとつです。
映画って、ストーリーにもよりますがすごく心が動きます。
感動したり笑ったり、泣いたり。
そこにいる登場人物やストーリーの状況状態に入り込んで味わえている状態です。私は、これを日常的に味わいたい・・!と思いました。
物語も、人間が作ったもので、そのベースは現実にいる人の人生じゃないですか。
それが自分の人生の中で、よりたくさん見い出せたらすごく嬉しいと思ったんです。
普段は、日々の色々に追われて味わうことなく進んでいく。
今やった仕事がどう人に届き影響するのか。
私はここから何を得て、何が足りなかったかな?
どんな思い入れを持ち、取り組んでいるのか。
やっていることの背景を、もっともっと大切にすることでより日常もドラマチックになると思いました。
もちろん、喜怒哀楽なので、悲しいことや嫌なこともドラマチックになってしまいます。より痛くて悲しいこともあるだろうなと。でも、それでもなんとなく過ぎてしまうよりは、私は私の人生を大切にできている感じがして、いいなと思いました。
あと、私はついつい、楽しければ楽しいほど、思い入れが強ければ強いほど、より前へ、より高い理想を追いたくなってしまうところがあります。
明確な目標があるときはそれでいいのですが、必ずしもそうではない時にもそんな感情に駆られて焦ったり不安になることが多々あったように思います。
でも、「そのより理想の自分になる必要がそもそもあるんだろうか?」と思ったのです。
その理想って何だろう?
もっと高くってどこだろう?
それにより、今ここに持っているもの、現実の私をないがしろにし、大切にできなくなっている時がありました。
自分の基準がいつも高めに設定してあって、背伸びをしている。
あ、でもこれって違うなと思うようになりました。
65%くらいの心持ちで、上下どちらにも振れるのが自分に寄り添ってあげられる生き方のように思います。
常に120%の成果や出来栄えを求めがちなところがあるので、それくらいの心持ちのほうが結果バランスがとれるんじゃないかと。
表紙はその「65」です。
気を抜くと、心のメーターが100になりそうなところを平常心に戻すための65で、それくらいの力の入れ方だから気づけることがあり、柔軟性が高くなり、今ここの幸せも感じられるような気がします。
書く時間をとることによって自分の感情に気づいて大切にしてあげる。
こうして書き上げたら、このnoteそのものが私の人生になりそう。私は気づいたことなども何でも1冊のノートに書くのですが、ここに、常にその時の感情も合わせて書いていこうと思っています。
きっと愛しい1冊になる。
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