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身体を動かすことによって知った、自分との向き合い方

20代のころに初めて今でも続けていることの1つが、ヨガです。
10年くらいしていることになりますが、ポーズのレベルはきっと初心者のままなのですが、マイペースに続けています。

きっかけは、何か新しいことがしたいと思ったときに、当時の勤め先の同期と一緒にピラティスやってみようか、とスタジオに行ったことでした。そのスタジオでヨガもやっていて、試してみたらヨガの方にハマり通うことになりました。

久しぶりの運動、すごく身体も硬いので私がやっていいんだろうか・・・?と思って始めたら、なんだ、硬い人の方が向いてるんじゃないかな・と感じました。最初は見よう見まねでインストラクターの先生の教示に従ってポーズをとっているだけでしたが、呼吸を習ったり、ポーズをとる過程で「自分がいた気持ちいいと感じるくらい、完璧なポーズは目指さないでOK」と言ってもらえたので、それでいいんだ、とのびのびできるようになった気がします。

それでも自分にとって難易度の高いポーズや先生の理想のポーズに合わせたくなって、頑張っちゃうときがある。そしてたまに先生も「もう一息伸ばして~~」なんて声かけをされるときもあって、「自分のペースでいいのか、それともスパルタなのか、どっちやねん!!」と辛いポーズをとっている中ではイラっとしてしまうこともありました(笑)

でも、ヨガを初めて数年たってから、はた、と気づきました。

そのポーズをどこまで目指すのか、インストラクターの先生の声かけも、どこまで取り入れるかが「自分次第」なんだと。

ポーズをとりながらそう思い付いて、あー普段の仕事とかいろいろ、できるところまで、できるだけ高く、届くところまで上や前に頑張るっていう行動をとっているんだ私は、と気づきました。

しかもそれが褒められることが多いですよね。

でも、ヨガではそこは目指すところではなく、今あるここに意識を戻して、自分の状態はどうかな、昨日と今日の違いはどうかな、そこにいいも悪いもジャッジはないんだという真理?みたいなものが大切な場なんだと。

それからは、どれだけ身体が曲がらなくても、スパルタな先生でも、以前のようにもやもやすることはなくなりました。

むしろ身体が硬かったらそれはよりケアが必要な証拠で、心も固まっている証拠で、動いてほぐしてあげたら、気持ちも一緒にほぐれる。

心と身体への向き合い方が、ヨガを通して上手になったなと感じています。

大地、光、香り、そんな自然とも通じている要素が多くて、日々の暮らしの中にあるそんな要素にも興味を持つようになりました。

今日も夜な夜な、ゆるいヨガストレッチをして眠りますzzz



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かずみ|Mental Health Socialworker
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