#30 伝えるために広い視野を持っておく
「エコーチェンバー現象」という言葉をご存じですか?
私は、この概念を知った時、少しドキっとしました。自分に思い当たるところがあったからだと思います。
今は、多様化と言われていて、実際多様化していて、色々な人が色々な発信をできて、オンラインコミュニティがあったり、SNSでグループを作れたりしやすくなっていると思います。
それが、とても安心安全で、ある意味現代自分の身を守る方法にもなっているのだと思います。似た価値観の人とは、多くを話さなくても安心して留まれるし、むしろ話は盛り上がるし、否定されない安心感があります。広すぎるところでは安心は少ないから、そういった場を求めている人も増えている気がします。
でも、1か所に入るこみすぎると、そこの価値観が全てだったり、唯一正しいことのように思えて、それが誇りや支えになるのはいいけれど、視野が狭くなったり、ともすれば周囲をナナメに見るようになったりもしやすくなるように思います。健全な「?(クエスチョン)」だったらいいのだけど、周囲の人からすると、急にナナメな?を投げられたらただの迷惑です。
だから、何かについて深めたり、コアな場に身を置くときは、そういった場を複数持ったり、時間と共に移り変わったりする必要があるんじゃないかな~と考えています。
そうすると、自分の中に視点をいくつも持てて、ものの見方がより健康になるような気がするのです。そうして健康な目を持てると、言葉も健康になり、同じことを言っても伝わりやすくなるように思います。
場所が変わっても、相手に応じて何かを説明するときに使う言葉を変えたり、相手の文化や背景を知って伝わりやすい話の順番を考えたり、そういった工夫ができるようになると思います。
きっと、今社会の中で居心地の悪さを感じて何かを発信したい人は、たくさんいるでしょう。その時に、どうやって耳を貸してもらうか。
そんなことを考えた時のひとつのアイデアでした🔦
*個人的な話*
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