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ヤブツバキ復活プロジェクト&第1回プレーパーク!


こんにちは!淡路景観園芸学校2年の井上知美(いのうえさとみ)と駒ヶ嶺光(こまがみねひかり)です!

7月13日に多井畑交流広場に行ってきました。

今回の目的は、ビオトープ前に植わっているヤブツバキを元気にすること&今年度第1回目のプレーパークです!

1.ヤブツバキよ、元気になっておくれ!

①ヤブツバキの今…

元気のないヤブツバキ…

このヤブツバキ、ビオトープの完成時に周りの山から移植したものなのですが…。
ご覧の通り、葉っぱは茶色く、しなしなで今にも枯れてしまいそうです。

せっかく移植したのに、枯らしてしまっては、かわいそう!ということで、今回の活動でヤブツバキ周辺の土壌改良に取り組むこととしました。

②粘土を取り除く

前回の記事にも書いてありますが、ビオトープ周辺の土は昔田んぼだったこともあり、かなり粘土質なのです。粘土は硬くて、根っこを伸ばすことができず、栄養を十分に得ることができないようです。

そこで、ヤブツバキの周りの粘土を取り除き、代わりに竹チップ落ち葉、市販の腐葉土を混ぜ、根っこを少しでも伸ばせるように改善しました!

ぐるっと一周、ひたすら粘土を取り除きます。汗と蚊にまみれても、ひたすら掘ります。

③竹チップ、落ち葉、腐葉土を混ぜる

元気になぁれ

粘土を取り除いたら、多井畑の竹林からつくられた竹チップと、森の落ち葉、そして腐葉土を入れます。小規模な改良に見えますが、トータル4時間はかかりました…。なんとか元気を取り戻してくれることを願います。

2.今年度第1回目プレーパーク!

ヤブツバキの土壌改良も落ち着いた頃、子どもたちが来てくれました!

①虫を捕まえよう!

みんなで昆虫採集

まずは虫を捕まえます!思い思いに網をふっていると…

キイトトンボ
ショウジョウトンボ

たくさんのトンボチョウを捕まえることができました!
子どもも大人も、みんな夢中になって網をふっていました。

合間ではピザを食べて休憩

②ビオトープで遊ぼう!

ビオトープ周辺もたくさんのトンボが!

ビオトープ周りでも結局虫探し!
トンボはこの日だけで、10種類以上に出会うことができました。
ビオトープをつくった意味を感じることができて嬉しいです。

最後の方には、ギンヤンマがビオトープに産卵しに来ている姿も見ることができました!みんなで捕まえたり撮影したりを試みたものの、動きがはやすぎてできませんでした…かっこよかったなぁ

③どんぐりの苗を植えよう!

最後に、どんぐりの苗木を先ほどのヤブツバキの周りに植樹をしました。
これは昨年度、子どもたちが多井畑で拾ってきたどんぐり達です!

コナラ、アラカシ、ウバメガシなど、多井畑の自生種を植樹しました
こんな感じになりました!

かなりの密度で植えているように見えますが、これが自然に近い状態です。しばらくすると枯れてしまう木も出てきますが、枯れた木が根っこを伸ばしてできた空洞に生きている木の根が入っていくことができるんです!

がんばって改良した土壌で元気に育ってくれることを祈ります。

3.さいごに

ヤブツバキが復活してくれるか、どんぐり苗が成長してくれるか、
また、今後はどんな生きものたちと出会えるか。
これからも様々な活動を予定しているので、私たちと一緒に楽しんでもらえると嬉しいです!


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