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多井畑交流広場にビオトープがあるって知ってた❓
はじめまして、淡路景観園芸学校2年の山﨑快彦(やまざきよしひこ)です!
本校は神戸市から依頼を受け、これまで多井畑交流広場のあり方の検討や環境整備、そしてプレーパークの開催を神戸市や企業の方々と協働で行ってきました。
今年度は、noteにて多井畑西地区での活動を発信していきますので、ぜひお楽しみにお待ちください。
まずは、ビオトープができるまでの活動と、ビオトープの今の様子を紹介したいと思います。
1. ビオトープができるまで
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この写真、一体どこだと思いますか?実はこれ、ビオトープ施工前の様子なんです。もともとは、田んぼだった場所なのですが、最初の見学時はセイタカアワダチソウが繁茂して中に入ることもできませんでした。
①交流広場で何ができる❓
最初の現地見学の後、学生たちでワークショップを行いました。交流広場全体のあり方や、フィールドワークを踏まえた上で、この場所でどんなことができるかを話し合いました。
ワークショップでは、放置竹林の竹を利用した遊具やグリーンハウス、バイオネスト、竹林映画祭、そしてビオトープの施工など様々なアイデアが飛び出しました。
それらをもとに、プレーパークの企画や環境整備の計画を練っていきます。
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②いよいよビオトープ施工開始❗️
この場所はもともと田んぼだったこともあり、土は粘土質で、さらに葛の根が張り巡らされていたため、掘削にかなり苦労しました。
そこで大活躍したのが、コマツ社からお借りした電動ショベルです。学生メンバーは重機講習を受け、操縦できるようになりました。
ひたすら掘っては土を運び出す日々の始まりです。
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③子どもたちも一緒に❗️遊びながらつくろう🔥
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ビオトープの施工を進めながら、プレーパークを3回開催しました。
プレーパークとは、子どもたちの「やってみたい」と思う好奇心や欲求を引き出し、子ども自らがそれを実現できる遊び場です。
泥遊びをしながら一緒に池を掘ったり、竹の遊具や秘密基地づくり、焚き火で焼き芋づくりなど、盛りだくさんのイベントでした。
参加してくれた子たちは、とても楽しそうに、のびのびと遊んでいました。
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④どんぐりの苗を育てよう🌱
ビオトープの隣には、子どもたちが多井畑で拾ってきたどんぐりから苗木をつくるための育苗棚を設置しました。
多井畑では、放置竹林の拡大も課題として挙げられていたため、その竹を活用して設計しました。
屋根にはササを使用することで、柔らかい雰囲気になりました。苗木まで育ったら、ビオトープに植える予定です。
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⑤いよいよビオトープに水が❗️完成記念植樹会🌳
昨年度最後の活動日は、プレーパークと一緒にビオトープ完成記念植樹会を行いました。山から木を採ってきて、子どもたちと一緒に植えました。
また、木が大きくなった時に遊びに来てくれたら嬉しいですね。
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ビオトープ作りの様子は、コマツ公式YouTubeチャンネルに動画があがっています。
ぜひご覧ください!
2. はたして本当に生き物はやってくるのか…
池が出来上がったのは良いものの、そう簡単に生き物がやってくるのでしょうか。
6月1日と22日に現地を訪問し、動植物の観察と湿性植物の移植を行いました。結果は、、、、、、
いる…❗️
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います!なんとモリアオガエルの卵塊が2つもありました。
モリアオガエルは、兵庫県版レッドリストにおいて、絶滅危惧が増大しているBランクに指定されていて、水面上に伸びた枝先に産卵するという特徴を持っています。早速このビオトープの池の水を認識してくれたのですね。
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他には、ホソミオツネントンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボなど多くのトンボも見られました。
また、環境省準絶滅危惧種のイチョウウキゴケも見られました。名前の通り、形がイチョウの葉に似ていて可愛らしいです。
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また、多井畑西地区内の湿地から採取し、セリ、ミゾソバ、イボクサを移植しました。
まだまだ植栽は少ないので、自然に生えてくる植物の様子を見つつ自生種の移植も行い、多井畑らしいビオトープをつくっていきたいと思います。
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3. これからの活動
順調に動植物がやってきているビオトープ。今後は、さらに竹を活用して生き物観察デッキを作ったり、動植物の観察や移植などを行う予定です。
また、交流広場でのプレーパークも継続して開催し、新たに加わった新メンバーの1年生と共にさらなる整備を行なっていきます。
これからの多井畑交流広場に乞うご期待ください!