第一節の振り返り VS横浜BC

お久しぶりです!
いよいよ24-25シーズンが開幕しました
結局オフシーズンはほとんどnoteを更新できませんでした(反省)
余談ですが、オフ中にかなりアルバイトしたので今シーズンはたくさんカメイで観戦したいなと思う今日このごろです。
それでは早速開幕2戦を振り返っていきます!

課題だらけのチームOF

初めにOFで気になった点をいくつか
①ウイングの選手のボールタッチが少ない
#2星野、#9ヤンのボールタッチが少ない印象です。2人とも1on1でガンガン攻めるタイプではないので、妥当な気もしますが、カッティングにもボールを入れられていませんでした。特に1Q後半はヤンのところがミスマッチになっていますが、そこは使わず、ガードとビックマンのP&RでOFが終わる場面が多かったです。ミスマッチであればヤンのポストアップはそれなりに効果があると昨シーズン感じたのでもうちょっと使ってもいいのかなと思いました。ヤンがPGにピックに行ってそこでスイッチを促し、ミスマッチを作るのも面白そうです。
②コーナー3Pが入らない
コーナー3Pが2試合通じて1/8です。フロアスペースを広げるという点でこれは苦しい。ただ入らないだけならまだしも、徐々に3Pを打たずにフェイクからドライブするシーンが増えていき、どんどんスペーシングが悪くなっていきました。この2試合2PFG%で大きな差をつけられたのですが、原因の1つはここだと思っています。
#7キッドに横浜のの日本人ウイングがマッチアップすることにより、ビッグマンがコーナー担当のヤンのマークに。ヤンのコーナー3Pが入らないため若干離し気味で守られ、ゴール下のヘルプが2枚になっていました。さらに3Pが入らないヤンが先述の通りドライブ、カッティングに切り替えますが、引き気味で守られているためどちらもあまり有効ではなく、強引に行って止められるシーンが目立ちました。ヤンの3Pが復調するのが一番ですが、キッドの体力温存の意味も込めて試合序盤~中盤はキッドをコーナー担当にしてそのシュート力&引力を活かしてみるのも面白そうです。
③クリス周辺のTOが多い
こちらも期待の新戦力のクリス。この高さを活用したいのですが、まずなかなかパスが通りません。高めに投げたロブパスがことごとくミスに。昨シーズンのゲルンへのパスを思い出しますね。まだどれくらいのパスまでなら拾えるかの感覚がつかみ切れていない印象。もう1つ気になったのがクリスのボールキャッチ。パスを受けた後やリバウンド後にポロポロするシーンが散見されました。(Game2は5TO)。ボールを下げたところを明確に狙われています。ここは要改善ですね。

期待の新戦力達

というわけでシーズン序盤ということもあり、チームのOFはまだまだ課題だらけです。
そんな中1人別格の輝きをみせたのが新加入のキッド。
2試合ともキッドが好調でした、特にGame1は最初の8得点全部キッドです。ただ個人技頼みではなく、チームとして打たせる形を作ってるのでこれはOK。しかし、開幕前の懸念通りOFが苦しくなるほどキッドにボールを預けて1on1させるシーンが増えていきました。今節は2試合通じてシュートタッチがよかったので助かりましたが、この戦い方だとキッドの調子次第でOFが崩壊してしまいます。
 キッドはラーと同じスコアラータイプの外国籍選手ですが、点の取り方は全く違います。ラーの武器はフィジカルを活かしたペネトレイトです。一方キッドの武器は理不尽ともいえるアウトサイドシュート。爆発力はおそらくキッドのほうが高いですが、その分試合ごと、さらには試合の中でもムラがありそうです。
 加えて、おそらくキッドはスタミナがそこまである選手ではなさそうです。(Game2は試合終盤にベンチに)ただスタミナ問題以前にDFは自分より体の大きいインサイドの外国籍選手とのマッチアップがほとんど、OFはフォワードとして1on1やシューターセットでランニングからのシュート、さらにはボール運びに参加する場面もありと負担が大きすぎます。強力なオプションだからこそ、使い過ぎに注意して、試合終盤に温存したいところです

 もう1人目立っていたのが#13ディクソン。ハードなDFでチームを鼓舞し、泥臭い選手が大好きなナイナーズファミリーのハートがっちり掴みました。正直、練習生だったのが不思議なほどいい選手です。決して渡辺のDFが悪いわけではないのですが、前からガンガンプレッシャーをかけてチームのDFのトーンセットをするという意味を込めてスターターで起用しても面白そうだなと思いました。昨シーズンの澤部のような役割ですね。

次節 島根戦に向けて

 まだまだ書きたいことはありますが、あまりにも長くなってしまうのでそろそろ〆にいきます。まず次の対戦相手の島根ですが、こんなマニアックなnoteを読んでくださるほどBリーグを愛する皆さんならお分かりの通り、おそらくチームのタレントレベルは横浜以上です。スタメンの#3安藤#13津山の攻撃的な2ガードはもちろん、ベンチから出てくる#1クラークが厄介です。サイズはキッドやヤンと同じくらいですが118kgと体格に大きな差があります。ここに#4ケイと#33エヴァンスを加えたビック3は非常に強力。全員が3Pを打てるのでおそらくクリス、ブースとビックマンたちが外に引っ張りだされます。その分他の選手がDFリバウンドをとらなくてはなりません。ここをサイズアップしたウイング陣、ガード陣が頑張れるかがカギになると思います。

今回も読んでくださりありがとうございました!
ぜひとも島根戦でシーズン初勝利を掴んでもらいましょう!


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