きらぼしコンサルティングと大田区産業振興協会がコミュニティを越境し連携! 『コミュニティ1000人達成 ミートアップイベント!』を開催しました
株式会社きらぼしコンサルティングが運営するコミュニティ「Digibata(デジバタ)」と、公益財団法人大田区産業振興協会が運営するコミュニティ「OTAデジタル×PiO」がコラボレーションした『コミュニティ1000人達成 ミートアップイベント!』が6月16日に開催。地域や業界、コミュニティの垣根を越えて全国から参加者が集まりました。
パネルディスカッションでは、デジタルコミュニティの重要性やDX戦略といった活用事例を発表。交流会を通じて、技術連携等のビジネスの相談や情報交換も行われました。
オープンイノベーションやデジタルコミュニティに関心のある参加者が集い、活発な議論と交流が催されたイベントの様子をお伝えします!
「Digibata(デジバタ)」と「OTAデジタル×PiO」は、株式会社テイラーワークス(以下、テイラーワークス)が提供するコミュニティプラットフォーム「 Tailor Works 」上で運営されているコミュニティです。
Digibataはスタートアップ等とのビジネスマッチング支援、OTAデジタル×PiOは大田区内の製造業のデジタル化支援とテーマの異なるコミュニティですが、ともに「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティ)」に拠点を構えているという接点があったため、コミュニティ同士で連携し異業種交流を企画。これまで2回の交流イベントを共催してきました。
6月16日、双方のコミュニティ参加者が1,000人を突破したことを記念に、「デジタルコミュニティの活用によるビジネス活性化」をテーマにリアルのイベント開催が実現しました。
<イベント概要>
デジタルコミュニティの重要性について
まず、(株)東京きらぼしフィナンシャルグループ デジタル戦略顧問の門田氏が、デジタルコミュニティをビジネスにおいてどのように活用すべきか、ポイントを解説しました。
さらに、複数の事業に関わっている自身の働き方・生き方を例に挙げ、新たなビジネスの広がりを生むために必要なのは、多様な人の知識を集合させることであり、これは今後経営者にとっても重要になってくる視点ではないかと語りました。
様々な業種・職種・地域の人が交流できるDigibataやOTAデジタル×PiOのような取り組みやコミュニティ間の連携にはとても価値があると述べながら、コミュニティを活性化させるためのフェローシップの大切さを紹介。「頑張る人を後押ししていきましょう!」とエールを送りました。
デジタルコミュニティの活用・成功事例
続いて、スタートアップと区内のベンチャーフレンドリーな町工場をつなぐコミュニティ「ベンチャーフレンドリープロジェクト」を運営されている(株)安久工機 常務取締役の田中氏が登壇。
田中氏は、大田区と共同で大田区内外のものづくり企業とスタートアップの関係者による会員制の勉強会「ベンチャーフレンドリー塾」を運営しながら、大田区、ひいては日本を「革新的なプロダクト開発の聖地」としてリブランディングしようとする取り組みを推進されています。
親から事業を引き継ぎ、たった三ヶ月半で超高速3Dプリンタを作り上げたという大田区の町工場のベンチャーマインドを紹介し、「『町工場だから』と可能性を限定せずに世の中に対してどんな価値を提供していくことができるか、力を合わせていきましょう」と話しました。
コミュニティを通じて、高い技術力を持ち、共通のビジョンを持つ企業とのネットワークを構築するためには、オンラインのみでは限界があるということ、オフラインの環境を上手に取り入れながらハイブリッドでコミュニティを運営していくことが必要であると語りました。
ビジネス活性化を実現する「 Tailor Works 」
最後に、プラットフォーム上でコミュニティを運営するオーナーの皆様と日々向き合いながらコミュニティの活性化支援を行うテイラーワークスの菅野より、実際に「 Tailor Works 」のサービス画面を投影しながら、「Digibata」と「OTAデジタル×PiO」の各コミュニティにおける活用の事例をご紹介しました。
きらぼしコンサルティングからのコメント
(株)きらぼしコンサルティング Digibata管理人 篠崎 道真氏
「普段Digibataユーザーの皆様とはオンラインでの交流が多く、今回のミートアップイベントを通じて対面でお話させていただけて強い刺激となりました。
皆様はオンラインコミュニティにどんな事を期待されているのか、Digibataは何ができるのか……改めて見つめる良い機会となりました。」
大田区産業振興協会からのコメント
(公財)大田区産業振興協会 情報化・PiOフロントセクション 藤澤 充浩 氏
「今回のイベントには、定員どおり約50人にお集まりいただきました。大田区のものづくり製造業の方をはじめ、これまで、当協会担当者とあまり接点がなかった情報サービス業の方に多く集まっていただいたことが印象に残っています。また、大田区外の方にもお越しいただき、様々な場所で話が盛り上がっている様子から参加者のバランスが良かったと思います。
イベント会場のPiO PARKは、天空橋駅直結の羽田イノベーションシティ内にあります。「異なる発想や文化が共存し、新たな価値を生み出すまち」のコンセプトとどおり、今回のようなイベントがDigibata、OTAデジタル×PiOと相まって、新しい価値が生まれるきっかけになることを期待しています。引き続きメンバーをサポートできるようにOTAデジタル×PiOを運営していきます。」
参加者の声
・「オンライン上での繋がり、リアルイベントでの交わり。業種、業態、ジェネレーションは異なっていても「繋がり、交わり、前に進む!」そんな共通の志を持った仲間との出会い・発見。そしてプラスの化学反応の兆し。これは癖になりそうです!!」(システム開発会社 経営者)
・「今回のイベントで、1人の少年が踊っているのを見てそれを見ていた2人目の少年が踊り出したお話(※)や開発事例のお話を伺い、考えているだけではダメ、行動をして、発信をした結果、初めて共感者に出会えるのだと気付きました。1人1つの取り柄を持っている人が1000人も集まったコミュニティに大きな力を感じました!」(製品メーカー 経営者)
※パネルディスカッション内・門田氏の講演より、社会運動を起こすフォローシップについて
・「初参加でしたが、異業種・同業種の多くの方と交流を持てました。終始和やかな雰囲気でありましたが活発的に終始情報交換をさせていただくことができました。
とても良い出会いがありました!魅力的なイベントだと感じましたので次回もまた参加させていただきたいと思います!」(システム開発会社 経営者)
コミュニティプラットフォーム「 Tailor Works 」について
「 Tailor Works 」は、ビジネス向けのコミュニティプラットフォームです。
大手エンタープライズを含む事業会社、省庁・自治体、金融機関が運営するコミュニティ運営を支援しており、オープンイノベーションを実現する産業エコシステムの構築や公民連携、地域内の多様なステークホルダー同士の交流による新規事業創出、大学発スタートアップ創出、社会課題の解決などを、コミュニティで生まれたアイデアやソリューションに共感した多様な人々との共創や社会実装により実現する仕組みを創造します。
Tailor Works 導入実績:
経済産業省 関東経済産業局、日本立地センター、日本生産性本部、静岡県、山梨県、仙台市、堺市、枚方市、東京都、大田区、静岡銀行、広島銀行、きらぼしコンサルティング、北海道銀行、秋田銀行、株式会社三菱総合研究所、株式会社ココナラスキルパートナーズ、株式会社マネーフォワード、株式会社フロンティアコンサルティング、北海道電力株式会社、NTT東日本-北海道、パーソルホールディングス株式会社、株式会社熊本放送、北九州市立大学 他
Tailor Works プロダクトサイト:
https://tailorworks.com/
コミュニティオーナーの参画者は年々増えており、産官学民の様々な用途のコミュニティが誕生しています。
コミュニティ運営にご興味のある企業・団体の方は、ぜひ資料ダウンロードをご検討ください。
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