ミシュラン 大阪 2024 降格チェック Michelin Osaka
恒例のミシュラン降格チェック、
前回2023ミシュランのときはやってなかったでしたっけ。
その前もやってない?おかしいな(汗)
済んだことはしかたない。
2024はきっちりやりましたのでご覧ください。
★★★三ツ星
は変化なしでおもんないです。
ここはミシュランとしてもコロコロと変えると信用にも関わる聖域、アンタッチャブルな要素があるので数年では降格しないのがお約束。
過去の降格は、Hajime,Fujiya1935,こりゅうくらいか。(抜けてたらごめん)
Hajimeは2年くらいでカムバックしてるのは異例でしょう。
1回落としたら上げることはほとんど無い、これは世界的に見てもそんな気がします。ポール・ボキューズが3つ星に返り咲くことはボクが生きてる間は無いでしょう。
★★二つ星
ここも安泰でなかなか触れない。
今年は、幽玄が一つから二つにアップしたのみ。
★一つ星
いつもここから変動が大きく面白くなってきます。
まずは、新規
ルポンドシエル(フランス料理)
有 伽藍堂(中華料理)
澤田(日本料理)
シナエ(フランス料理)
柏屋 大阪北新地(日本料理)
松寿司(寿司)
料理屋 稲家(日本料理)
ここは返り咲き組(ルポンドシェル、シナエはエッソンシャルで、有伽藍堂は空心で昔ビブ)が入ってるのと新規さん。
*この返り咲きは閉店から新規オープンによるものなので比較的カムバックしやすい。
ここからがさらにおもしろい。
★一つ星→ビブ
あやむ屋
最近行ってないので良くわかりませんが、下げる意味合いとしては味の低下しか考えにくい。あるいは、徐々に焼き鳥を下げていく方針の一環か。
★一つ星→掲載無し
よし乃
京町料理 みつや
旬鮮和楽 さな井
寿し おおはた
鮨 美菜月
みつやは閉店によるものと思われます。
それ以外はやはり味の低下でしょうか。(閉店あったらすいません)
そんな1年で味落ちる?疑惑は昔からミシュランあるあるですね。
世界的にみてよくあるのはシェフ交代により降格ですが、そういうことがあったのでしょうか?
●セレクテッド新規
新たなカテゴリー。
ビブ以上一つ星未満という立ち位置でしょう。
美味しいけど値段はそう安くないのでビブには入れれない。
昔フランスであったエスポワールみたいなもんかな。
ここで大きな改変はいわゆる大御所シェフ(イタリアン、フレンチ)を登場させたことでしょう。
何を今さらな、ポンテヴェキオ、ミチノ、ヴァリエのシェフはどういう心境なのだろう?
素直に喜べないんじゃなかろうか。
それと、昔ビブに載せてて値段が高くなってビブに載せれへんなあ、でも一つ星でも無いしなあ的なところをフォローする役割もありますね。
タマネギとか。
ロカさんもそうでしたっけ?
タマネギ(イタリア料理)
グランロシェ(フランス料理)
ル プログレ(フランス料理)
マキュア(フランス料理)
大月(日本料理)
おく(うなぎ)
アップステアーズ(フランス料理)
北新地 大嵓埜(日本料理)
京町堀 莉玖(日本料理)
アサドール・ロカ(スペイン料理)
ミチノ・ル・トゥールビヨン(フランス料理)
アルティザン(フランス料理)
寿し処 黒杉 心貫(寿司)
ル ネ(フランス料理)
ご馳走 ね音(天ぷら)
レ・スヴニール(フランス料理)
十皿(現代風料理)
クラロ(スペイン料理)
エートルアレーズ(フランス料理)
カメキチ(フランス料理)
生成(日本料理)
北新地 串かつ凡(串揚げ)
寿し 京町堀 佐藤(寿司)
一碗水(中華料理)
やきとり 松岡(焼鳥)
OIMATSU てんぷら 鈴木(天ぷら)
食堂 たのし(居酒屋)
アニュ(イタリア料理)
きたしんち 弓場慎之佑(日本料理)
割鮮 入たに(日本料理)
和食 いいくら(日本料理)
弧柳 継心(日本料理)New
ル ロジ アッシュ(フランス料理)
ルイーズ(フランス料理)
ヴァリエ(フランス料理)
御料理 松むら(日本料理)
ポンテベッキオ(イタリア料理)
和旬 たい喜(日本料理)
天ぷら うらかみ(天ぷら)
翠 岡﨑(日本料理)
饗華(中華料理)
ラチェルバ(イタリア料理)
★一つ星→セレクテッド
これは純粋に降格と見ていいでしょう。
一つ星の味の基準に満たさなくなったと思われる。
天満橋 藤かわ
雲鶴
中国菜 エスサワダ
新太呂
昇六
天ぷら 花筐
万ん卯
かわ原
北新地 福多亭
まあ、もともと一つ星の実力が無かった店もチラホラありますが、これも上と同じでそんな1年で味落ちる?疑惑です。
でも、来年削除の有力候補でしょう。
*ビブ→掲載無し
今回もバッサリ切り落としましたね。26軒!(2023も26軒の削除、だいたい1/4は切られるってすごくない)
カレーとお好み焼きを削除したというルール改変!!
カレーは5軒を0軒に!
お好み焼きは、6軒を2軒に。
2軒(時分時、オリベ)はお好み焼きというより鉄板焼きですから、実質0軒と言っていいでしょう。
これは味が落ちたどうのこうのより、2024からはカレー、お好み焼きは無くそうという方針転換と見ればいいでしょう。
うどんも地味に削減してきてますね。
おでんもね、今や1軒しか残っていない。
この流れ、昔蕎麦に一つ星が付いてたのを全部ビブにした流れにちょっと似てるかな。
その昔は、たこ焼きも載ってたしねー。
メキシコの立ち食いタコスが一つ星とか、台湾の屋台とか載せるのにたこ焼きやお好み焼きを排除したのはどーゆーこと?
Soui串風(串揚げ)
きじ(お好み焼)
うどん屋 きすけ(うどん)
お好み焼 美津の(お好み焼)
コントワール15(フランス料理)
UDONZIN 美糸(うどん)
北浜あなごや(穴子)
江戸堀 木田(うどん)
焼鳥 みなみ(焼鳥)
ガネーシュ N(カレー)
定食堂 金剛石(カレー)
オモニ(お好み焼)
鰻家(うなぎ)
うどん棒 大阪本店(うどん)
渡邊咖喱 本店(カレー)
シナジー(カレー)
なにわ麺次郎(ラーメン)
焼鳥 ニューヤチヨ(焼鳥)
山地(居酒屋)
六徳 恒河沙(中華料理)
idematsu(フランス料理)
白銀亭(カレー)
お好み焼き しみづ(お好み焼)
オルタンシア ビストロ(フランス料理)
き田たけうどん(うどん)→なんと1年で降格
ちなみに2020年111軒あったビブが2024年で何軒残っているかというと、32軒です。4年経つと1/3しか残れない厳しい現実。
毎年じゃない地方都市のほうがオトクですよね。
*ビブ→セレクテッドへ
ここは値段でしょうね。
値上げしてビブに載せられへん値段のとこをここに詰め込んだのでしょう。
純粋に味が向上したとは考えにくい。
かさね(居酒屋)
幸菜福耳(中華料理)
由堂(おでん)
タヴェルネッタ ダ キタヤマ(イタリア料理)
デュカ(スペイン料理)
寿司 丸峯(寿司)
ル カネトン(フランス料理)
北新地 しえん(焼鳥)
鮨笑 ねはち(寿司)
やきとり 松里(焼鳥)
洋食 泉(洋食)
ランゴロ(欧風料理)
旬天 伸(天ぷら)
同心町 和食 瑞(日本料理)
地酒屋 いわ月(居酒屋)
以上、手動でのリサーチなので間違いあったらごめんなさい。
でも、ミシュランは最強のガイド
いつも書いてるけど、とにかくルールはブレブレなミシュラン。
料理が変わってるわけでも無いのに降格、掲載無しにするのはやっぱ不条理でしょう。(でもミシュランの商売的にはリフレッシュせざるを得ない、その煽りを受けるのがビブグルマン)
店としてはたまったもんじゃない。
消されたらほとんどカムバックは無いですからね。
審査員も変わっていくし、トップも変わるしで方針もその都度変更するのでしょうけど。
某店の店主に聞いたところ、ミシュラン審査員は新店探しは口コミが多いそうで、どっか無いですか?とよく聞かれるそうだ。
なのでそういう繋がりで載るケースが多いし、また弟子筋、系列筋も強いですね。
しかし、なんやかんや言うて、失敗もあるけどある程度良い線行ってるのがミシュランなので参考になるのは間違いない。
といういつものオチです(笑)
そういえば、ミシュランの発表会呼んでくださいよー!(初年度2010年だけ呼んでもらえた)
こんだけ書くのってミシュランのこと好きじゃなかったら書けへんと思うけどなあ。。。
シャルル飲み放題とか楽しそうです。
山根さんや道野さんが出席されたのか気になる。