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Le Mois de Oct et Nov en 2022

旅行記いかがでしたか?
気合入れて書いたわりにゆっくりな感じです汗



大好きサンセバスチャンだからあえて書くけど。

サンセバスチャン美食世界一???

ミシュランの三つ星レストランが3店、二つ星が2店、一つ星が4店あります。これは、人口一人あたりとしては世界一のミシュランの星付きレストランを有していることになります。

人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか




(ちなみに、この本の中でサンセバスチャンとの対比として日本の観光施策を
けちょんけちょんにディスってまして、海外観光客3千万人なんて目標は詐欺に等しいと暴言吐いてました。2018年には軽く突破するんですけどね。それ以外にも根拠に乏しい推察が多い。)


人口あたりミシュランで最多とかは、少なくとも今は間違いです。
2022現在、星付きはたったの6軒しかありません。
(ちなみに三つ星のベラサテギ、二つ星のムガリッツはサンセバスチャンではありません。サンセバスチャン市外で、タクシーで行かないといけない。大阪で言うと柏屋を大阪市に入れてる感覚かな。)

で、計算してみたんです。

サンセバスチャン市の星換算では、総数10星。
人口18万人(今は19万人だけど) 面積60Km2

一人あたり、0.000056星
1Km3あたり、0.167
となります。
(ちなみに、上記引用本での計算では、一人あたり、0.000089星にはなりますけどね、ずるいよね)

上記同様に大阪市、京都市を見ていきましょう。

大阪市は90軒、星換算では、100星
人口269万人 223Km2

一人あたり、0.000037星
1Km3あたり、0.448星

ほとんどが大阪市の中心地に集まってますからね。
すごいですよ、下の京都もですが。


京都市は98軒、星換算では、129星
人口148万人 828Km2(広いよね。。。実質は星付きエリアは繁華街だけだからぐっと絞られる)

0.000087星 
1Km3あたり、0.155星

どうです?
人口あたりでは京都市が、面積あたりでは大阪市がサンセバスチャンよりも多いのです。(感覚的に大阪や京都の繁華街はちょっと歩いたらミシュランだらけ、サンセバスチャンは探さないとありません)

てか、ビブグルマンまで含めると京都、大阪の圧勝になるのは火を見るより明らか。

さて、海外では世界一と言われているのか?
ざっくり調べてみました。
CNNの記事です。

In 2014, three restaurants in the city of 200,000 on northeastern Atlantic Coast of Spain held the gastronomic holy grail of three Michelin stars. Only Kyoto, Japan, had more Michelin-starred eateries per square meter.

https://edition.cnn.com/travel/article/san-sebastian-food/index.html

ちょっと計算違いはあるけれども、ちゃんと京都を考慮している。
だから、日本だけですよ、世界一騒ぎしてるの。あの本のせいで。
しかもミシュランは地方都市に甘いという基準のブレもありますし、三ツ星はなかなか落とさない。
今回の旅行でも確信しましたが、レコンドなんかはとてもミシュランに載るような料理じゃない(ワイン目当てで行く店)、日本ならあり得ないレベル。


あとは、オープンソースとか美食倶楽部とかで世界一ですって。
うーん、これもね、ちょっと強引。

日本かて和食の本なんぼでもあるし、交流もあるし、料理教室もあるしシークレット感全く無いと思います。(オープンソースは料理学会の影響が大きいか、あの頃流行ってた)だから日本料理の良い店がたくさんある。
料理学校も取り上げられてるけど、日本も立派な料理学校あるでしょ。
辻静雄先生の本読んでっつーの!

ネットにあふれる記述。

わずか10数年前まで”何もなかった”地域でありながら、そこには光が当たるのを待ち続ける文化がありました。
それが「美食倶楽部」という地域文化です。

「わずか10年近く前まで、目立った産業もなく、世界遺産や美術館などの観光資源もなく、旅行者が訪れることがないような地域でした。」

何もなかったって失礼な!!
旅行者訪れてたって!
皇室御用達だし。

そして、会員制の美食倶楽部って、めっちゃ閉鎖的やん。
オープンソースとか言っときながら、かたや狭き門はええの?
てか、美食倶楽部っていいつついつもテレビなんかで出てくる料理は、ふっつーの郷土料理で、おっちゃん達が宴会してるだけ。

はっきり言って世界一はこじつけとしか思えないです。
いや、たしかに美食の街だと思うけど世界一は無いわ。
世界でも有数とかならわかる。

料理のバリエーションについても、サンセバスチャンはバスク料理しか無いのに対して、大阪、京都なら和食、フレンチ、イタリアン、、、、数えたらキリがないくらいの豊富さ、年中飽きませんが、サンセバスチャンは1週間も居たら料理には間違いなく飽きますよ。
香港の中華みたいなもんですね。

大好きなサンセバスチャンなんだけど、妙な誤解はして欲しくない。
サンセバスチャンの魅力は美食だけではないのは行った人は分かるはずだ。
美食だけなら日本、パリをオススメする。

日本の地方都市におけるサンセバスチャン化計画
ほんとうにできると思っているのだろうか?
何の保証もしてくれないコンサル会社に夢だけ見せられ、ほらあなたの街もサンセバスチャンと同じ規模の地方都市、海があり山があり、食材も豊富だ、だからサンセバスチャンになれると。
それに飛びつく、食にこれっぽっちも経験の無い自治体の人たち。
第一次産業だけが取り柄の街にそれは無理難題甚だしい。
コンサル会社は詐欺に近い。

・宮崎県延岡市と大分県佐伯市が16年度から「東九州バスク化構想」
・しまなみサンセバスチャンプロジェクト
・食材の宝庫いすみ サンセバスチャン化に向けて
・バスク文化の真髄を伝え、多気町を美食の聖地へと導く発信源に
・丹後を日本のサン・セバスチャンに

10年後もやってるわけがない。
ちゃんと歴史ある建物、旧市街なんかが残っているという土台があるわけですよ。
毎日見ても飽きない景観の美しさ、建物や山の景色がビーチと一帯の街っぽい非日常的な景色を見せてくれている。
嫌なことがあればビーチのサンセットを見て癒されるとか。
歴史は買えない。
文化は時間がとてつもなくかかる。
10年で、なんて絶対言えない。
もちろん、サンセバスチャンのコピーって言ってるわけじゃなくて、日本風でいい。
それより先にそのダサい建築やら人工的な景観を何とかしないといけないよと言いたい。
ひこにゃんとかゆるきゃらもやめて欲しい。


サンセバスチャンでTシャツを買ったときのカード請求が2回も来ていて、(たしかに暗証番号1回間違えたりしたりモタモタした記憶はある)店に連絡しようとして調べたら、インスタしかなくてメッセージした。ちょっとしてから、確認しますって返事あってから音沙汰無し。
これは逃げ切るつもりかもしれない。

https://www.instagram.com/sayonara.eus/

カード会社に言って止めてもらうことできるんでしょうか?

国民生活センター越境消費者センターというところに相談メールしてみた。

やっぱカード会社に電話してみるか。
ということで三井住友VISAカードに電話したら、遅れて返金のパターンもあるので10日経っても返金が無ければ再度連絡くださいって言われた。
まあそうですね。
で、10日経ってもダメなので再度VISAに電話したら、後日担当者から連絡するってところで待機中。
泣き寝入りになる可能性は高いので、期待せずに待とう。


アップルウオッチ不具合が止まらない。
旅行に向けて、最新の手首体温も測れるのを買ったのに、まともに動作せず、何度もアップルとやりとりをしている。
最初、ショップで相談、点検して異常無し。
アプリアップデートして、一旦動作しだしたのでそのまま旅行へ。
でも、旅行中に動作しなくなる。
帰国後、ショップに再度相談すると、うちじゃ判断できないから専門の電話サポートにと。
で、サポートの方は、時間経ってるんでまたアップデートしてくれと。
したけど、うんともすんとも。
電話越しにリモートでIphone調べたりいろいろしたけどダメ。
で、文句言ったら今回は交換しましょう。
ということでショップに持ち込み。
でも修理センターから異常なしで返却される。(前日にアップルから到着の連絡電話あったとき、修理が返ってきましたと言うから、交換ですよね?って確認したら、ええ、アップルウォッチは基本修理しません、交換ですって言った)
それは約束が違うと抗議!!
受け取らず、交換でなんとかしろ!と投げてきた。
これも連絡待ち。



なんか旅行後はバタバタしてたのと、さすがに散財して財布の紐をきつく締めたのであんまり外食行ってませんでした。

最後のピアノピアーノ、新規開拓の立ち食いうどん屋さん(アタリ!)、有さん2回、食堂おがわ(81回目)、閉店となる溢彩流香、予約困難の時分時、常連限定の中華、ビルカール・サルモンテイスティングなどなどいろいろ書いてます。

読書、アマプラ、音楽もよろしくおねがいします。

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