見出し画像

速い人は出来ている!接地を待つ技術&感覚を獲得する方法

「速く走る」とは単純に足を速く動かすことではない。 実は速い人には共通している特徴があり、その一つが「接地を待つ技術と感覚」です。このスキルを身につけることで、より効率的でスピード感のある走りが可能になります。この記事では、接地を待つ技術の重要性と具体的なトレーニング方法について解説します。


接地を待つ技術とは?

接地を待つ技術とは、簡単に言うと「地面との接触を最適なタイミングでコントロールする力」のことです。これができると以下のような効果があります。

1. 効率的な推進力の獲得

地面を押すタイミングが的確になるため、無駄なエネルギーを消耗せずに前に進むことができます。

2. 筋力や関節への負担軽減

無駄な力を使わないため、怪我のリスクを抑えられます。

3. スムーズな動作の連続性

接地から離地までの動作がスムーズになり、結果的にスピードが上がります。


なぜ「待つ」ことが重要なのか?

多くの人は「速く走ろう」とすると、足を速く動かそうとしてしまいます。しかし、足を急いで動かすことは必ずしも速さに繋がりません。それどころか、無駄なエネルギー消費やフォームの崩れを招く可能性があります。

速いランナーは、地面を押す際の力を最大限活かすために「接地の瞬間を待つ」感覚を持っています。この「待つ」とは、地面に足が接触する瞬間を焦らずに待ち、適切なタイミングで力を発揮するという意味です。

接地を待つ技術を獲得するための3つのステップ


1. 体幹を鍛える

接地を待つ感覚を養うためには、まず体幹の安定が重要です。体幹がしっかりしていないと、接地のタイミングを制御できません。

おすすめのトレーニング:

• プランク:腹筋や背筋を均等に鍛える

• バランスボールを使った体幹トレーニング:体の安定性を高める

• ヒップリフト:骨盤の動きを安定させる


2. リズム感を鍛える

接地のタイミングをコントロールするには、リズム感も重要です。リズム感が身につくと、体が自然と適切なタイミングで動けるようになります。

おすすめのトレーニング:

• メトロノームを使ったランニングドリル

メトロノームの音に合わせて足を動かし、一定のリズムを保つ練習を行います。

• スキップドリル

スキップをすることで、自然な接地感覚とリズム感を高められます。


3. 地面を押す感覚を養う

速く走るためには、地面を効率よく押す感覚を身につけることが必要です。これには足裏の感覚を鋭敏にする練習が効果的です。


おすすめのトレーニング:

• 裸足ランニング

裸足で芝生や砂地を走ることで、足裏の感覚を高めます。

• トウタッチジャンプ

爪先で地面を押してジャンプし、接地のタイミングを意識します。

日常生活で意識できるポイント

姿勢を整える

速いランナーは、常に体が真っ直ぐ伸びた姿勢を保っています。日常生活でも背筋を伸ばし、骨盤を立てた状態を意識しましょう。


ストライドよりもピッチを意識

接地を待つ感覚を養うには、ストライド(歩幅)を無理に広げようとせず、ピッチ(回転数)を増やすことを意識します。


呼吸と動きをシンクロさせる

リズム感を鍛えるために、呼吸と足の動きを一致させるよう意識してみましょう。これが習慣化すれば、接地のタイミングが自然と合うようになります。


まとめ

「速く走る」ためには、ただ足を速く動かすだけではなく、接地を待つ技術と感覚を養うことが重要です。このスキルは一朝一夕で身につくものではありませんが、体幹トレーニングやリズム感を鍛える練習を続けることで確実に進歩します。


焦らず、地道にトレーニングを重ねて、効率的でスピード感のある走りを目指しましょう。

大阪と京都でかけっこ教室や走り方教室/体操教室枚方市/スポーツ家庭教室ならここが1番

Instagram/かけっこ教室や走り方教室/足を速くする/体操教室なら大阪(枚方市)&京都のMORIトレ

いいなと思ったら応援しよう!