転職の面接 成功する心構え
私は10回転職しましたが、10回失敗したとも、10回成功したとも言えます。
今回はスーパーポジティブになって
自分なりの転職成功の心構えを話します。
過去の経験を前向きにとらえる
転職回数が多い人にとっての難関は「なぜ回数が多いのか?」という質問です。
その解決法は過去の経験を前向きに捉えることです。
辞めてしまった会社でも少しでも良い経験になったことありませんか?
なんでも良いと思います。
・小さな会社で一貫した仕事ができた
・クリエイティブだったが工事の見積書を見れるようになった
・空間デザイナーだがグラフィックもできるようになった
・デザイナーだがオフィスも使えるようになった
これ裏を返せば全部退職理由です。
・小さい会社で全部一人でやらざる終えなかった
・クリエイティブなのにお金の管理をさせられた
・お金がないのでグラフィックを外注できなかった
・デザイナーの仕事がまともにないためオフィスを習得せざる終えなかった
こう考えると、なまじ転職回数が多いのもそこに意味があると再確認できます。
また「自分頑張ったよね」という感情論でではなく合理的な見方として、このように整理するのは面接の時に生かされます。
そもそも履歴書ではじかれるので安心しましょう
心底「転職回数多い人は無能」と考えている会社は履歴書の時点ではじかれます。
ですから面接まで行った時点で「転職回数はある程度考慮してくれてる」と考えて良いでしょう。
しかし採用担当として聞かないわけにもいかないですし、考慮はしていても一番気になるところなのも事実です。
重要なのは
・転職理由が明解であること
・またそれが前向きであること
・転職を後悔していないこと
です。
私は退職するということは一部の理由を除いては大概マイナスなことだと思います。
しかし、それをそのまま言っては面接は落ちるでしょう。
先ほどの挙げた「前向きな理由」をもとにして全ての会社に対して一つづつ理由を用意しておきましょう。
それでも意地悪く、ひつこく聞いてくる会社は退職者が多く、しかもすぐに辞めていくパターンが多い会社です。
そんな会社に当たってしまった場合は仮に落ちても悩む必要など微塵もありません。
むしろ「落としてくれてありがとう」と思いましょう。
でも、そんな思えません!という方。
こんなこと言われてまで入りたいですか?
「でもさ、やめるでしょ。続かないでしょ。絶対やめないってサインしてよ」
過去一番ひどい対応の会社でした。半分以上このように責められました。
しかも面接のための交通費、遠方のため3000円かかったのですが無駄になりました。
合否の確認の前に、面接の終わりにこちらからお断りしました。
ここまでひどくないにしても、そういう会社は内心は同じようなものです。
前向きな理由の考え方
一番良いのは「スキルアップのため」です。私はデザイン職だったのでこの辺りはスムーズでした。
この一文で2回転職している説明になります。
しかも「工事の経験」もあること「展示会の経験」もあることが説明できます。
職務経歴書も見ているので「言わなくてもわかっている」と思うのですが、やはり言葉でいうと担当者も反応しやすいかと思います。
マイナスな理由でも言って良い場合もあると思います。
・会社の倒産
・事業縮小によって希望のものができなくなる
・極端な残業
意外と便利なのが「事業の縮小」です。
倒産は調べたらわかってしまいますから嘘つけませんが「事業の縮小」は小さい会社であればわかりませんからね。
実際に事業の縮小の場合はそのまま素直に言っても良いでしょう。
少し盛って話す上で「縮小」までいかなくても、組織の変更くらいも「縮小」と言ってしまって良いと思います。
そうでなくても、どうしても良い理由がない場合は「理屈が破綻しない」ように準備して使っても良いかもしれません。
「極端な残業」というのも事実でありそれが理由なのであれば良いでしょう。
「体を壊してでもこの会社で仕事したい」というのであれば別ですが、無意味な深夜残業ばかりの会社にいた場合は
と言い方を考えれば良いでしょう。
あとは心構え
前向きな理由を完全に用意したら、あとは心構えです。
落ちるかもしれないと憂鬱な顔をしていてはマイナスにしかなりません。
会社側は人を確保したい、自分側はその要望に応えるべく応募しているわけですから対等な立場です。
必要以上に下手にでるのはマイナスです。
「転職が多いからこそ、今の自分がいるんです!」という前向きな気持ちで挑むことが大切です。
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