Journal du 6 au 12 octobre

10/6
ジムオルークを流しながら、深夜の覚えもの。
明日は美容院なのでもう寝ないと。

10/7
天然水2Lペットボトルの定期便をやめた、水道水でいい。月に二〇〇〇円も払っているのはバカらしいと気づいた。

通っている美容院の担当が、新店舗のマネージャーとして移籍するらしい。四年くらい切ってもらっていたと思う。次は新店で、エレベーターホールで地図を渡される。
木津川を渡る。豪華客船のような、巨大な建物が見えてくる。淀競馬場。円形の通路から下を覗き込む人たち。馬がいるのだろう。
遅い昼ごはんにしようと思ってインスタントの味噌汁を開けると、味噌の入った袋のロットナンバーが見えてしまい、げんなりする。

夕方からバイト。
歌う人、帰る人。バイト終わりにノンアルビール。

10/8
ぼーっとしてしまうな、ぼーっとしてもいいか。
鴨川を渡って喫茶店へ。
いやー、十月か。

10/9
昨日はMさんとチェンソーマンのミュージカルを見てきた。激しく明滅する光と爽快な音響の虜になった。劇が終わると、僕は勉強会に行かないといけないので、京都劇場の前の天井の高い廊下で、みゆさんとは別れて、喫煙所に向かった。
彼氏と別れて、結局その彼氏にも話が通じなくて、恋愛はもういいから、話のできる人とお話がしたい、と言っていた。どうしたらいいかわからなかった。この後喫茶店とかでゆっくりとお話しができたらいいのだが、勉強会の予定を入れてしまっている。フランス語の勉強はしないといけない。

帰りのバスは観光客でいっぱいだった、キース・ジャレット"over the rainbow"を聞く。
フランス語の要約問題を解く、外国の観光客が降車に手こずっている、硬貨がシャリシャリと吸い込まれる音が聞こえる。人のためだと思って僕のツイッターのアカウントをMさんに教えたが、日常の外の人であって欲しいと言われ断られた。

頭痛がするので、コンビニでホットレモンティーのペットボトルを買う。風邪を引いていたら嫌だな、明日は家で温かくして過ごそう。雨が降っているから混んでいたのか、と煙草を吸いながら気づいた。

10/10
煙草を吸ったら空腹と疲れと喉の渇きが戻ってきた。この時間まで仕事していた。

10/11
今日は割と夕方でも暖かい。駅前にたい焼きの屋台があり、人が並んでいる。十七時はもう相当暗い。と思ったらもう十八時になる。
駅前の商店街は北へ伸びる。家に帰って勉強の続きだ。

10/12
忙し過ぎる。こんな仕事辞めだ辞め。

(日本語:902字)

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