見出し画像

茅葺職人見習のはじまり 第4話

22.04.06(水)天気:快晴

今日も結びの作業から始めた。不安だったとっくり結びは記憶をたどりにできるようになっていたので一つ成長を実感。そして、今日は結びをした後に、屋根を触る機会をいただいた。3尺と4尺の茅を足場にあげて、屋根面に配置していき実際に葺いていった。葺くまでの段取りをその都度思考していく必要があり、やや困惑した。徐々に行動に移していかないといけない。

画像1

長方形の板は、茅がずってこないように、また、揃って葺けるようにするための仮設の装置であるが、垂直を維持するのが難しい。何度も傾いてしまったので、これも感覚を掴んでいく必要がある。

昼休憩は、なんと、施主の方に羊肉のジンギスカン料理を振る舞っていただいた。やや臭みはあるものの、とてもおいしかった。牡蠣やホウレンソウのパンもいただき大満足の昼食であった。午後の作業の気合が入ります。。

画像2

午後からは、葺いていった茅をガンギという道具で整えていった。垂直に力を加える動作や勾配を取るのが難しいが面白い。はやく自分の身体にあったガンギを作りたい。

画像3

現場メモ

仕事帰りに志和堀集落の茅葺民家を見た。元酒屋で立派な切妻民家で感動した。かなり増築がされていたので、建築の変遷を調べると面白そう。。と思った。志和堀は興味深い集落。またじっくり見よう。

画像4

今日は、施主の人から牡蠣までいただいたので、寮で洗い、蒸し焼きにして食べた。1品は、牡蠣バター醤油の炒飯に。とてもおいしかった。広島に来て早速「広島」の魅力を味わうなど。今日は充実した1日でした。

画像6
画像5

明日から、また1段1段屋根をつくっていけるように頑張ります。おやすみなさい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?