”資産運用の最高のプロ”の運用方針
日本で、資産運用の最高のプロといったら誰だろうか?最も知識と経験があり、ロジカルに資産運用を組み立てているのは誰かといえば、超長期運用においては大手生命保険会社だろう。
日経新聞が、定期的に大手生保の資産運用の方針についてインタビュー記事を出している。彼らの運用方針は、個人も参考にすべきではないだろうか。
実は彼らの方針はそれほど複雑なものではない。この10年以上、基本的な方針はあまり変わらないのではないだろうか。今回2社が言っているのは、円金利は低すぎて投資しずらいが、2%くらいに上がっている30年国債なら、やっと検討できるということ。
円金利に投資できないなら外国債券に投資するしかないが、ヘッジコストが高く、より利回りの高い社債/クレジットへの投資をしていること。
株は選別投資する一方でボラティリティが高いので増やさないこと。一方でオルタナティブ投資を増やすことは2社とも共通している。海外不動産、インフラ、プライベートデットが今後増やす具体例として挙げられた。
これは機関投資家クオリティの資産運用を個人にも届けることを目標にしている当社が提供するものとほぼ同じだ。個人の場合は流動性により留意する必要がある一方で、新しいアセットクラスへの投資に制約がないという個人の利点を活かしていただくように、音楽著作権など新しい投資機会も提供している。加えて、高揚感と充実感に満ちた投資体験を届けることも当社の目標だ。
ただ資産運用に対する根本的な考え/ロジックは、大手生保とほぼ共通しており、従って当社は個人も彼らと同じような資産運用を実行できるよう、優良プライベートアセットへの投資機会を提供していくのだ。