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「好古園」散策録(&紅葉狩り)【兵庫県・姫路市】

好古園こうこえん兵庫県姫路市本町にある日本庭園です。世界遺産姫路城に隣接する約一万坪の庭園は九つの庭園群で構成され、その江戸時代の情緒あふれるたたずまいから時代劇などのロケ地に選ばれる程です。また兵庫県の紅葉名所人気ランキング(日本気象協会)でも毎年上位に入る人気の紅葉スポットです。・・と言うことで 今回は「好古園」散策&紅葉狩りレポです。



好古園

好古園こうこえん兵庫県姫路市本町の姫路公園内にある日本庭園です。正式名称は「姫路城西御屋敷跡にしおやしきあと庭園好古園」と言い、姫路市制100周年記念として1992年に姫路城の西南に造園された約1万坪(東京ドーム2/3個分)の庭園です。

基となる「西御屋敷」は江戸時代に姫路藩初代藩主の本田忠政が造営したもので、遺構の屋敷割通路の地割に沿って造園された九つの庭園で構成されています。

庭園内には京都二条城・二の丸庭園と同じ池泉回遊式ちせんかいゆうしき庭園の「御屋敷の庭」や江戸時代の築地塀・屋敷門・長屋門・渡り廊下が再現された「活水軒」など、園全体で江戸の情緒を醸し出すたたずまいを呈しています。

多くの時代劇TVドラマや映画のロケ地に選ばれており、「兵庫県の紅葉名所人気ランキング」(Walkerplus)で毎年上位に入る紅葉の名所でもあります。

年間40万~50万人(コロナ期を除く)の入園者数を誇る県内でも有数の観光スポットで、開園以来の延べ入場者数は600万人を超えています。🤓


好古園へのアクセス

■所在地
 〒670-0012 兵庫県姫路市本町68

■入園料
 大人:310円

交通案内

アクセスマップ(広域)
アクセスマップ(ローカル)

■車でお越しの方
 ・中国自動車道 福崎I.C.~播但連絡自動車道で砥堀ランプより約15分
 ・山陽自動車道 姫路東I.C.より約20分 / 姫路西I.C.より約25分
 ・阪神高速・姫路バイパス 中地ランプより約15分
 ※春の行楽シーズン(3月・4月・5月)と紅葉のシーズン(10月・11月)は大変混雑が見込まれます。なるべく公共交通機関をご利用下さい。

■鉄道(JR)でお越しの方(姫路まで)
 ・神戸・大阪方面から 山陽新幹線下り、あるいはJR神戸線(新快速)で姫路方面行き(姫路、網干、播州赤穂 行きなど)乗車 / 大阪から在来線(新快速)で約1時間、三宮から約40分 新大阪から新幹線で約30分
 ・広島・岡山方面から 山陽新幹線上り、あるいは山陽本線で姫路方面行き乗車 / 岡山から新幹線で約20分、在来線で約1時間25分

■鉄道(私鉄)でお越しの方(姫路まで)
 ・阪神電車、山陽電車で山陽姫路行き乗車
 阪神梅田から直通特急で約1時間30分、阪神・阪急神戸三宮から約1時間

■JR姫路駅・山陽姫路駅から
 ・姫路駅北口から神姫バス乗車 「姫路城大手門前」下車 徒歩約5分

※上記交通案内は、好古園公式HPのトップ>交通案内からの引用です。

好古園の所在地


散策マップ

好古園内の散策には;
以下のURL
高源寺公式HP・ホーム>ダウンロード
から参照できるPDFのパンフレット「好古園」(2頁)が便利です。

好古園・園内マップ
好古園・ロケ地マップ(公式HPホーム>ロケ実績より引用)


散策録

姫路城のお堀のお隣辺りからスタートしましょう🏯🙂👉

世界遺産・姫路城🙄
姫路城のお堀
お堀のそのすぐお隣が「好古園」👈🙂👉🏯
「好古園」の名前の由来である姫路藩・藩校「好古堂」跡の石碑🤔
好古園玄関/入園料は310円です🤑
屋敷門までの径も紅葉がきれいです😀
屋敷門/江戸時代の雰囲気たっぷりの門です🙂
屋敷門~活水軒までの径🙂
真っ赤っかな紅葉がきれい🤩
径に覆い被さるように紅葉が迫って来ます😀
活水軒/お屋敷の庭を眺めながら食事ができるレストランです🤤
渡り廊下/活水軒と潮音斎を繋ぐ廊下。左右の眺めがとってもGood!
渡り廊下からの眺め/御屋敷の庭・大池側
渡り廊下からの眺め/御屋敷の庭・緩やかな滝から池泉へ流れ込む様子
潮音斎ちょうおんさい/中秋の名月の月見に最良の方向に建てているらしい・・・ここからの池の眺めが素晴らしい!🙂
潮音斎の観庭台かんていだいから臨む雄滝と大池の景観🫡
雄滝/巨大な水落石みずおちいしが特徴的です🙂
切り石橋
姫山樹林を借景にした雄滝と大池の眺め
ちょっとだけ姫路城の城郭がのぞいています🫡
この紅葉は鮮やかです😀
逆光でも映える赤です🙂
潮音斎へ戻る手前の紅葉もきれい😀
御屋敷の庭→苗の庭へ移動
黄色いカエデ
・・・の花?
苗の庭/江戸時代に栽培された園芸植物を育てる庭です🙂
小径を進みます👉🙂👉
苗の庭→流れの平庭へ移動

なお、苗の庭から流れの平庭へ行く途中に「双樹庵そうじゅあん(茶室)」と「茶の庭」があります。「双樹庵」では一席700円で茶席を用意してもらえますが電話予約が必要です。・・・と言うことで、予約も何もしていなかったので今回はスルーします。😱

流れの平庭入口
流れの平庭/水の流れも穏やかな明るい庭園です🙂
あずまや流翠亭りゅうすいていからの眺め🫡
流翠亭から見えた紅葉🤩
紅枝垂ベニシダレ・・・のかまくら🙂
流れの平庭→夏木の庭へ
夏木の庭/落葉樹を多く配置した季節感たっぷりの庭園
夏木の庭/川を渡ります
夏木の庭出口/青もみじ
夏木の庭→松の庭へ
松の庭/赤松林をイメージした庭園

松の庭→花の庭へ
花の庭/江戸時代に親しまれた山野草が多く植えられている庭園です🙂
庭の図からすると・・・目薬之木メグスリノキかな?🤔
長屋門/「松の庭」の入口に建つ門。両側に小部屋があります。👈🙂🙂👉
長屋門の小部屋に好古園に関する資料が展示されていました🙂
花の庭→松の庭→築山池泉つきやまちせんの庭へ
「築山池泉の庭」入口
鶴亀庭園/池の北側に亀、南側に鶴の岩島を配しています🦢🐢(←tsuru?🤔)
姫路城借景に夕映えの紅葉😍🤩
築山池泉の庭→竹の庭へ
竹の庭/15種の竹類を植えた庭園です。スズコナリヒラなどの植物も植えられています🙂👉🎍
築山塀を進みます・・・「そこのT字路は右ね!」🙂👉
この小径を真っ直ぐ進むと・・・
屋敷門(御屋敷の庭入口)まで戻って来ました→次は出口へ
管理事務所/お土産も購入できます😊🎁
バ〇ナマンも訪れていました😮
さらば好古園・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
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・・・好古園散策&紅葉狩り録はここまで。


感想

世界遺産姫路城の真横に位置する好古園。ここでの紅葉見頃時期よりは若干早かったようで、園内の赤い紅葉面積は3~4割ほど・・・。🤔

それでも 兵庫県ではBEST3(他の2名所は 高源寺 と 神戸市立須磨離宮公園です)に数えられる程の紅葉の名所だけあり、日本庭園と鮮やかな紅葉が組合わされた景観は殊の外・美観でした。😀

均整の取れた情緒ある庭園が醸し出す落ち着いた雰囲気に、紅葉の赤が融合され ごく自然に景色の中に溶け込んでいるように観えました。鑑賞する側からすると感動や高揚感と言うより・・むしろ気持ちを穏やか~にしてくれる風景画を観ているよう・・・。😊

庭園は四季を通して旬な美観を提供するよう設計されており、どの季節に訪れても素敵な風景に触れることができます。庭園の設計監修は京都大学教授の中村一氏。発掘した屋敷割やら地割を活かして9つの庭園群と樹林帯・広場を構成されたとか・・・。🤔

海外にも誇れる日本独特な文化・思想/哲学に基づく美的空間の神髄・ここに極まれり(な~んちゃって)・・・てな印象です👏🙂

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

今回の散策ルート


おまけ

好古園はこれまで多くの時代劇TVドラマや 映画のロケ地になりました😎


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