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「白兎神社」参詣録【鳥取県・鳥取市】

白兎神社はくとじんじゃ鳥取県鳥取市にある神社です。「古事記」他にも記された神話「因幡いなば白兎しろうさぎ」にまつわる神社です。ご祭神の白兎神はくとしんは 神話では 大国主命おおくにのみこと八上比売やがみひめとの縁を取り持ちます。これが由縁で「縁結び」や「病気平癒」のご利益があるとされています。また、この神社の高台に臨む白兎海岸は 日本最古の恋物語ラブストーリー発祥の地として2010年「恋人の聖地」に認定されました。・・・と言うことで、今回は「白兎神社」参詣レポです。🙂👍



白兎神社

白兎はくと神社鳥取県鳥取市白兎にある神社です。「古事記」や「日本書紀」にも記された由緒明らかな神話「因幡いなば白兎しろうさぎ」にまつわる神社です。ご祭神の主神は白兎神はくとしんですが 五穀・食物の神豊玉姫命とよたまひめ(豊玉比売)を合祀しています。神話では 赤剥けになった兎が大穴牟遅神おおあなむじのかみ(後の大国主命おおくにのみこと)に治癒の方法を授かり 教え通りにすると身体も元通りの白兎神はくとしんとなり、大国主命八上比売やがみひめとの縁を取り持ちます。これが由縁でご主神の白兎神は「縁結び、皮膚病、傷病、病気平癒、動物医療」などのご利益があるとされています。😮

神社創建年は不詳ですが 戦乱で焼失し 後に鹿野城城主の亀井茲矩かめいこれのりが慶長年間に再興(本殿は明治時代に再建)したと言われています。本殿土台には菊の紋章が彫刻されており 古代皇室と何らかの関係があったとされています。また、境内は神域として保全されていたことから 多種多様な植物が存在し、2000年には白兎神社樹叢じゅそうとして、国の天然記念物に指定されました。🤔

神社にのぞむ「白兎海岸」は、日本最古の恋物語ラブストーリー発祥の地として2010年「恋人の聖地_せいち※」に認定されました。このように「縁結び神社」として有名な白兎神社には、全国から多くの女性が訪れ、参道の兎の石像に願いを込めて「結び石」を置いて行かれます。😍
:「恋人の聖地」は、特定非営利活動法人 地域活性化支援センターが主催する「恋人の聖地プロジェクト」(観光庁、JTB後援)により選定された観光スポットです。🤓👍


白兎神社へのアクセス

■所在地
 〒689-0206 鳥取県鳥取市白兎603

■交通アクセス
■ 路線バス

JR鳥取駅から日ノ丸バスで約40分 (白兎神社前バス停下車)

■ 自動車
・中国自動車道「佐用JCT」 – 鳥取自動車道「鳥取西IC
鳥取西ICから車で約20分 (佐用JCTから車で約1時間30分)
※ 無料駐車場
・道の駅「神話の里 白うさぎ」駐車場 と共用
・125台(普通車111台・大型車14台)

白兎神社公式HP>交通アクセス より抜粋
鳥取西IC、JR鳥取駅と白兎神社の位置関係
白兎神社 所在地


境内マップ

白兎神社境内の散策には、
以下のURL
トップページ > 願い・ご利益別パワースポット > 縁結び・恋愛成就 > 白兎神社
から参照できる「境内マップ」の画像が参考になります。

境内マップ


参詣(鳥居~砂像~うさぎ石蔵~手水舎~拝殿~本殿)

鳥居前からスタートです。⛩️🙂👉

一の鳥居/ここで一礼、奥の意石段へ向かいます🙂👉」
天然記念物樹叢じゅそうの石碑
うさぎの石像/こんな石像が参道両脇に10体以上も並んでいます😮」
神話「因幡の白うさぎ」砂像
神話「因幡の白うさぎ」砂像/作品は何度か作り直されているようです🤔この八上比売大国主命白兎のスリーショットは何とも微笑ましい作品です🥰」
「石うさぎが並ぶ参道をひたすら進みます」
うさぎの石像/置かれているのは結び石(社務所で購入できます)。良縁・子宝・繁栄・飛躍・健康の五つの縁を示す縁が描かれた白石です🙂」
二の鳥居結び石をエイヤと放り投げ、見事鳥居の上に乗れば願いが叶うとか・・・🙄」
手水舎/手を清めようとするとセンサが感知してあの音楽が流れてきます♪😇」
「それにしてもこのうさぎ・・・なぜこんなにまんまるなの?🤔yuru-kyara?」
あっ この子、宇治神社で見た子だ!(全国区なの?服が真っ白だけど・・・🤔)」
白兎神社・拝殿/拝殿の注連縄しめなわ出雲大社の注連縄を作った飯南町しめ縄クラブ作とのこと😮funniki niteru~」
「もちろん、お参りします😌😌👏👏😌」
拝殿/中はこんな感じ・・・😮」
拝殿・サイドビュー/・・・の後ろ側にあるのが・・・」
本殿です」
白兎神社・本殿/白兎神と豊玉比売が祀られています😌」
菊座石/・・・神社創建が皇室と何らかの関係があったものと云われている・・・🤔未だ謎?」
「おぉ、これは珍しい!確かに 菊の紋章が彫刻された座石だ!😮」
「他の座石にも菊の紋章が・・・何とやんごとなき座石であることよ!😌」
社務所/うさぎ感満載のお守りや絵馬があります」(鳥取市ちえさんの画像引用しました😌)
社務所の奥にドンと鎮座している白兎😮」
白兎神社・略記/兔の身が元の如くになったまでしか書いてないなぁ・・・🤔」
御身洗池みたらしいけ/別名:不増不減池と呼ばれ、干天かんてん・豪雨でも水位の増減がないとされています😮」
御身洗池/白兎が体の海水塩を洗ったとされる池です🐰」
白兎神社樹叢/御身洗池の縁辺に生息する樹木は古くから自然のままに保存され珍しい種類も多く国の天然記念物に指定されています😮」
「帰りま~す(結び石座布団に居座る石兎・・・🙂)」


周辺散策(恋人の聖地像~白兎海岸)

白兎神社の参拝から一の鳥居まで戻って来ました。😅国道9号(山陰道)を横断すると正面に白兎海岸が広がります。🙂👉🌊

「神社は小高い丘の上にあり、石段を下りてきました🫡」
すご!ウサ縁結びポスト/社務所に200円を納めて祈願済の縁結びはがきを投函すると【すご!ウサ】デザインの特製消印を押してくれる・・・らしい🥰」
大国主命と因幡の白うさぎ石像/・・・なぜか桂由美のサイン入り恋人の聖地?😮」
大国主命の表情がすっごく優しそう・・・😍」
神話の地 白兎海岸/国道9号を渡った正面が白兎海岸。看板に・・・叶わぬ恋も成就させた白うさぎ・・・えっ、大国さん単独じゃ求婚は無理だったってこと?🤔」
「上の看板の裏絵/蒲黄ほおう(がま)のおかげでもう治ってる白兎😮」
白兎海岸全景/左方向に見えるのが淤岐之島です🫡
淤岐之島おきのしま/神話で白兎が流れ着いた島と云われています🙂」
道の駅 神話の里・白うさぎ/白兎関連グッズ、お土産、休憩所があります🤗」

・・・白兎神社参詣録はここまで。


感想

小学校低学年のころ、教科書で習った「いなばの白うさぎ」のお話。白うさぎがわに (と言っても日本神話にでてくるこの生き物はワニ説、サメ説があるらしい🤔)をだまして皮を剥がされ泣き苦しんでいる所にいじわるな神様が通りかかり、傷口に塩を塗るような鬼の処方を伝授。まぁ、うさぎもワニ(サメ?)を欺いたのだから自業自得。後から来た優しい神様に助けてもらってめでたしめでたし・・位の記憶しかありませんでした。😓今回、その神話の舞台に足を踏み入れ、太古のロマンを肌で感じ・・・られたかなぁ・・・の微妙な空間。まぁ それはそれで束の間童心に戻れて良かったと思います。実はうさぎの神話には続きがあって、それが由来でこの地が日本最古のラブストーリー発祥の地として「世界遺産」ならぬ「恋人の聖地?」認定されたと言うから驚きです。😮白兎神社の公式HPのキャッチコピーがまたオシャレ。「・・・白うさぎの神話からあなたの物語へストーリーは続く・・・」どうです、行ってみたくなったでしょう?😏naruka boke!

最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌


まとめ

今回の参詣ルート


おまけ

古事記(和銅五年正月太朝臣安萬呂所撰)上巻より

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