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「山鉾巡行・前祭」観て来ました【京都市・下京区~中京区】

祇園祭ぎおんまつり平安時代から千年以上の歴史を持つ京都のお祭で、葵祭あおいまつり時代祭じだいまつりに並ぶ 京都三大祭りの一つです(日本三大祭(他は東京・神田祭、大阪・天神祭)の一つでもあります🙂)。そして祇園祭のハイライトが「山鉾巡行やまほこじゅんこう」。毎年、7/17の前祭さきまつりと7/24の後祭あとまつりの2回の巡行が行われ、京のまちは祭の熱気に包まれます。・・・と言うことで、今回は2024年 山鉾巡行前祭)参戦レポです。🙂👍



祇園祭

祇園祭ぎおんまつりでは 7/1の吉符入きっぷいり(長刀鉾に乗る稚児の名簿を奉納する行事)から7/31の疫神社夏越祭えきじんじゃなごしさい(祇園祭のしめくくりの神事)までの1か月間に多彩な祭事が執り行われる八坂神社やさかじんじゃの祭礼です。起源は平安時代の869年に都で疫病が流行したとき、その疫病退散を願って始められたとされています。🤓

山鉾巡行

千年以上の歴史を持つ祇園祭。祭のハイライトが、絢爛豪華な山や鉾が都大路を進む山鉾巡行やまほこじゅんこうです。7/17の神幸祭しんこうさいで街中の御旅所にお神輿がお出ましになり(神迎え)、7/24の還幸祭かんこうさいで各神社へお帰りになる(神送り)ご神体のご通行の前に、町衆がこれに先立って 町・通りを清めるために山鉾巡行をする習わしになっています。😌

町単位で山鉾が出されたため、各町同士で贅を競い合うようになり、京の町衆の財形を背景に 山鉾巡行の方が大規模で豪華なものになったとの経緯があります。「京都祇園祭の山鉾行事」は ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。🙂


アクセス

山鉾巡行を観に行く場合の最寄り駅:
 阪急電鉄:「烏丸駅」、「河原町駅」
 京阪電鉄:「祇園四条駅」
 地下鉄東西線:「烏丸御池駅」、「京都市役所前駅」
 地下鉄烏丸線:「烏丸御池駅」、「四条駅」
各駅からの移動は下記マップを参照ください。
🙂👉🚃

バス
 JR京都駅から京都市バス206系統で祇園下車から徒歩すぐです。
※山鉾巡行日には、京都駅と四条河原町間を10分間隔で臨時バスが運行されます。詳しくは京都市交通局のHPをご覧ください。
🙂👉🚌

祇園祭・前祭 山鉾の配置図と巡行経路KYOTO design 祇園祭 山鉾地図より


行列巡行ルートマップ

山鉾巡行路は、ネットからでも複数のマップが参照できます。
上記(KYOTO design)のマップでも山鉾巡行路を確認できますが、例えば 以下のURLからも巡行路マップをダウンロードできます。
京都観光Navi>イベント情報>祇園祭>デジタルマップ>ダウンロード

祇園祭 宵山ガイド 前祭/7月17日(水)山鉾巡行コース


~巡行開始まで

今回はJR京都駅から地下鉄烏丸線に乗車し四条駅で下車。1番出入口から地上へ出て四条通へ移動しました🙂👉🛣️

四条通には長刀鉾がスタンバっていました😮
四条通を東へ進みます(長刀鉾さんまた後で・・・🖐️😉)
新京極通を横切り🫠
四条・河原町交差点に到着!ここからだと辻回しが間近で観えるのですが・・・既に人で一杯😭
少し戻って高島屋T8前に陣取りました👇🙂
※通りの様子(すぐ左が四条河原町の交差点(左)、四条通(烏丸通方面)です(右))

・・・巡行開始まで、しばらく待機です🥱


用語解説:
 山と鉾・各部の名称を掲載します(ご参考まで)。

祇園祭・山鉾篇」 ※京都市情報館サイトより引用


四条通(四条河原町付近)

巡行開始午前9時のはずでしたが・・・先頭鉾の長刀鉾なぎなたほこが見えて来た頃には、9時半を過ぎていました(何かトラブルでもあったのかしら?)🤔

長刀鉾 なぎなたほこ/この鉾はくじ引きで巡行順を決める対象外の鉾(くじとらず)で、毎年必ず先頭を行きます🙂
長刀鉾 なぎなたほこ/(人形ではなく)生稚児いきちごが搭乗する唯一の鉾。鉾先に疫病邪悪を祓う大長刀が付いているのが名の由来です。前懸まえがけのタペストリーはペルシャ花模様絨毯です🙂
長刀鉾 なぎなたほこ胴懸どうがけ:中国玉取り獅子図、梅樹図他絨毯、見送みおくり:雲龍波濤文様綴織です🙂


油天神山 あぶらてんじんやま/油小路綾小路下ルの天神様を勧請かんじょうして作られた山です🤔
油天神山 あぶらてんじんやま/正面に朱の鳥居を立て、天神(菅原道真)を祀る社殿と真木しんぎの松、道真が好んだ紅梅の枝が立っています。前懸:雲龍文様の繻子地錦😮
油天神山 あぶらてんじんやま/胴懸:紅白梅です🙂


伯牙山 はくがやま/別名:琴破山ことわりやま。中国の故事で友人の死を嘆いて琴の名人がオノで琴の絃を断つと言う話を再現している山です👇🙄
伯牙山 はくがやま/胴懸:花卉尾長鳥文様の綴錦つづれにしきです😮


白楽天山 はくらくてんやま/中国の詩人白楽天に纏わる山です🥸
白楽天山 はくらくてんやま/白楽天(白衣)が道林禅師(紫衣)に仏法の大意を問う場面を再現。真松は山の中で一番背が高いそうです🙄前懸と水引みずひきが400年ぶりに復元新調されました😀
白楽天山 はくらくてんやま/前懸・胴懸:毛綴けつづれはトロイ城陥落のときアイネイアスが父を救出する図(ベルギー製・仏より購入)、見送:北京万寿山図の毛織錦です🤔


函谷鉾 かんこほこ/「くじとらず」で5番目(鉾の2番目)の巡行です。🤔鉾名は中国戦国時代の函谷関かんこくかんが由来(お~!キングダム)です😮
函谷鉾 かんこほこ/前懸:フランスオリンピックに因みモン・サン・ミッシェル修道院を描いた図にしたそうです😮
函谷鉾 かんこほこ/水引:手織群鶏図、胴懸:梅に虎・李氏朝鮮絨毯、花文様・インド絨毯、玉取獅子図・中国絨毯です。見送:「エジプト天空図」😮


山伏山 やまぶしやま/ご神体(人形)が山伏の姿をした平安時代の僧 浄蔵貴所じょうぞうきしょが山名の由来です😑
山伏山 やまぶしやま/水引:養蚕機織図の綴錦、前懸:雲龍文様の刺繍、 胴懸:花卉胡蝶文様の綴錦🤔
山伏山 やまぶしやま/見送:龍波濤文様の綴錦です🫡


綾傘鉾 あやかさほこ/山鉾の非常に古い形態を残している傘鉾の一つです🤔
綾傘鉾 あやかさほこ/傘につける垂りには、「飛天の図」(左)と「四季の花」(右)🙂
「・・・ちょいと休憩😊」
綾傘鉾 あやかさほこ/傘上の鶏(ご神体)は金の卵を片足抱えています(右足に注目!🥚🫡)


保昌山 ほうしょうやま/和泉式部の恋物語を題材とした山。🥰縁結びのご利益があり女性やカップルに大人気・・・らしい😊
保昌山 ほうしょうやま平井保昌ひらいやすまさが和泉式部のために紅梅を手折ってる姿を現しています😍水引:雲龍波濤文様に鳳凰鶴虎を配し、特に孔雀の羽根を縫込んだとされる刺繍、前懸:蘇武牧羊図そぶぼくようず(円山応挙下絵)
保昌山 ほうしょうやま/胴懸:張騫ちょうけんに虎図と巨霊人きょれいじんに鳳凰図を配した刺繍も円山応挙の下絵です😮
保昌山 ほうしょうやま/見送:寿星図綴錦(唐様)🫡


さて次は、鶏鉾にわとりほこのはず・・・あれ!霰天神山が来たぞ!!・・・いったいこれは・・・どういうこと!!😮❓❓❓


霰天神山 あられてんじんやま/昔、京都の大火であられが降り火を消し、その時降って来た天神像を祀った山😮
霰天神山 あられてんじんやま/前懸:16世紀のベルギー製「イーリアス」物語を描いた毛綴🫡(・・・おっと、芦刈山が後ろに迫っています!😮)
霰天神山 あられてんじんやま/胴懸:梅金鶏図(上村松篁下絵)、後懸:紅地雲龍宝尽図🙂


あれっ、やっぱり・・・鶏鉾来なかったよ?(後で分かったことですが・・・ 巡行中に車輪の不具合が発生し、途中リタイアしたとのことでした😭)


芦刈山 あしかりやま謡曲ようきょく(能のうたい)の「芦刈」が由来🤔
芦刈山 あしかりやま/「芦刈」は妻と離れて難波の浦で芦を刈る老翁が最後に妻と再会する仲良し夫婦の話😍
芦刈山 あしかりやま/ご神体(人形)が芦を刈っている様子。前懸:山口華楊原画の「凝視」😒
芦刈山 あしかりやま/胴懸:尾形光琳原画の「燕子花図」、見送:山口華楊原画の「鶴図」🦢turu datte!


孟宗山 もうそうやま/孟宗は中国古事に出てくる病身の母を養う子の名前が由来です😊
孟宗山 もうそうやま/別名「たけのこ山」。中国古事よりご神体(人形)の孟宗が、病弱な母親のために掘りあてた雪をかぶった筍を右手に左手にすきかついで立っている所。(御神木の松に付いた綿わたは雪をイメージしています)🥲
孟宗山 もうそうやま/胴懸:平山郁夫筆の「砂漠らくだ行(日)」、見送:竹内栖鳳筆の白地墨画竹林図🤔


月鉾 つきほこ/鉾名は鉾頭に三日月みかづきを付けていることから👆🙄
月鉾 つきほこ/前懸と後懸:インド、ムガール王朝製の絨毯、胴懸:インドやトルコ絨毯(屋根の正面上部には、三本足のヤタガラスの彫刻が・・・)🫡
月鉾 つきほこ/天水引:双鸞霊獣図刺繍(円山応震の下絵)、下水引:花鳥図(皆川月華作)、稚児は於兎丸おとまると言う名前の人形です!😮
月鉾 つきほこ/見送:湖畔黎明図(皆川月華作)

・・・山鉾の中でも最大級の月鉾。通過の様子をお楽しみください。


太子山 たいしやま/聖徳太子を祀った山です😌
太子山 たいしやま/太子が右手に斧、左手に衵扇あこめおうぎ(宮中の扇)を持ち四天王寺建立用の杉を求めたとの伝承を表現、前懸:緋羅紗地ひらしゃじ阿房宮あぼうきゅうの刺繍🙂
太子山 たいしやま/胴懸:孔雀の胴懸はベトナム刺繍、 見送:波濤はとう飛龍文様錦織ひりゅうもんようにしきおり、水引:濃紺の房付き網目のものが採用されています🫡


月鉾の辻回し

四条河原町交差点で先ほど通った月鉾が辻回しをしています🫡

辻回し・・・ちょっとだけ撮れました🤔

・・・・・・・・・・・・・・・


四条傘鉾 しじょうかさほこ/傘と棒ふりばやしが巡行する古い鉾の形態である傘鉾の一つ🙂
四条傘鉾 しじょうかさほこ/傘上には赤幣と若松を飾り、傘の垂りは麗光鳳舞之図(鈴鹿雄次郎作絹織物)
四条傘鉾 しじょうかさほこ/「子供棒振り踊り」は国選択無形民族文化財に指定されています😊


蟷螂山 とうろうやま/中国の故事「蟷螂の斧を以て隆車の隧を禦がんと欲す(蟷螂(カマキリ)が前足の斧(カマ)を用いて背の高い車の進行を妨げようとする)」に因んだ山です🤔
蟷螂山 とうろうやま/圧倒的足利軍に無謀にも挑んで戦死した四条隆資の戦いぶりが「蟷螂の斧」のようであったことから、隆資の死後25年目に四条家御所車に蟷螂を乗せて巡行したのが始まりです🤓
蟷螂山 とうろうやま/全山鉾中、唯一のからくり仕掛けの「大かまきり」のかまが動きます・・・実はこれから御池通りで腕がもげる不幸が待っているとも知らず・・・😱(7/18京都新聞より)
蟷螂山 とうろうやま/前懸、胴懸、見送:瑞苑浮遊図(共に羽田登喜男作の友禅)🙂


菊水鉾 きくすいほこ/鉾名は町内の金剛能楽堂内にあった「菊水の井」に因んでいます😐
菊水鉾 きくすいほこ/前懸、胴懸、後懸に七福神の連図が見えます😮
菊水鉾 きくすいほこ/ちょっと給水休憩取りま~す!🥵→😋
菊水鉾 きくすいほこ辻回し用の"割り竹"の用意です🙂
菊水鉾 きくすいほこ/稚児人形は能装束の枕慈童まくらじどう。鉾頭に16弁の金色菊花が付いています。前懸:大黒天(鉾の屋根に恵比寿さんがいるため図には描かれていないとのこと😮)
菊水鉾 きくすいほこ/胴懸:福禄寿と寿老人(反対側に毘沙門天と弁天様)🙂
菊水鉾 きくすいほこ/後掛:布袋ほていさん(・・・見えないけど)、見送:深山菊水図綴織(岩澤重夫作)


木賊山 とくさやま/山名は謡曲(能の謡)「木賊」が鉾名の由来です🤔
木賊山 とくさやま/ご神体(人形)は我が子をさらわれ 一人信州国伏屋の里で左手に木賊(シダ植物)、右手に鎌を持ち木賊を刈っている様子😭水引:日輪鳳凰文様の綴錦と道釈人物刺繍です🙂
木賊山 とくさやま/胴懸:中国故事人物図の綴織、見送:中国明代の牡丹双鳳文様綴錦🫡


郭巨山 かっきょやま/山名は中国の故事「一人郭巨釜掘り」から😐別名「釜堀り山」🤔
郭巨山 かっきょやま/ご神体(人形)は郭巨と童子。前懸:唐婦人遊楽図😊
郭巨山 かっきょやま/郭巨が病弱な母親を養うため、口減らしに子の穴を地面に掘っていると土中から金の釜を発見し驚いている様子😮(な、なんと言う鬼畜マザコン!😠)
郭巨山 かっきょやま/胴懸:呉道子描龍図、見送:登り龍図染彩🫡


占出山 うらでやま/山名は神功皇后が肥前国松浦で鮎を釣って戦勝の兆と(占い)したという説話から🙂別名「鮎釣山」
占出山 うらでやま/ご神体(人形)は右手に釣竿、左手に釣り上げた鮎を持って立つ神功皇后は安産の神様です😌水引:様々な和歌人の立体刺繍です🙂
占出山 うらでやま/真木は黒松。前懸と胴懸:日本三景の綴錦、見送:花鳥龍文様の綴錦(孔雀の羽根が織り込まれているらしい)😮


放下鉾 ほうかほこ/「くじとらず」で21番目の巡行です。鉾名は真木の「天王座」に祀られた放下僧に由来😌
放下鉾 ほうかほこ/鉾頭が日・月・星三光が下界を照らす形で、これが州浜に似ているたべ「すはま鉾」とも呼ばれます🙄
放下鉾 ほうかほこ/稚児人形「三光丸」は人形師により優雅に稚児舞を踊ります😮
放下鉾 ほうかほこ/外国の方々も曳子ひきことして巡行を支えます!🤠👍
放下鉾 ほうかほこ/下水引:華厳宗祖師絵伝を下絵にした綴織🙂
放下鉾 ほうかほこ/前懸・胴懸:花文様のインドやペルシャの絨毯、見送:ローケツ染め「バクダッド」🥸


岩戸山 いわとやま/「くじとらず」で22番目の巡行です。山名は天岩戸を開いて天照大神の出現される日本神話に由来しています🙂
岩戸山 いわとやま/山ですが鉾と同じ車をつけた曳山ひきやまです。真松しんまつを屋上に建て、ご神体(人形)は天照大神あまてらすおおみかみ手力雄尊たぢからおのみこと(屋内)と伊弉諾尊いざなぎのみこと(屋根上)の三体です😌
岩戸山 いわとやま/下水引:鳳凰瑞華彩雲岩に波文様紋織、二番水引:緋羅紗地宝相華文様刺繍、三番水引:紺金地雲三ツ巴五瓜唐花文様綴織🤔
岩戸山 いわとやま/胴懸:唐草文様インド絨毯、見送みおくり日月龍唐子嬉遊図じつげつりゅうからこゆうずの綴織🙂
さらば岩戸山・・・鉾みたいな山🫡


船鉾 ふねほこ/神功皇后をめぐる説話から鉾全体を船の型にしています。「くじとらず」で23番目の巡行(巡行の最後)になります😮‍💨
船鉾 ふねほこ/鉾の上には皇后と陪従する磯良・住吉・鹿島の三神像を安置しています😌船先には想像上の瑞鳥:金色のげきが飾られています😮
船鉾 ふねほこ/水引:雲龍図肉入刺繍の下絵🙂
船鉾 ふねほこ/見送:綴錦龍に青海波🤔
巡行のしんがりはトヨタクラウンのパトカーが務めます・・・😌


四条通から~新町通へ

23番目の船鉾が通過後、四条通烏丸通方面に移動しました。

途中、余りにも多くの人が注目していた信号機交換作業🤔
KBS京都山鉾巡行中継基地局😀
四条新町へ辿り着きました😮‍💨
新町通上ル・・・おっ、あれに見えるは!🫡
巡行の先頭だった長刀鉾を捕捉しました!😀
おぉ、この狭い通りにあの長刀鉾が通るぞ!

・・・長刀鉾通過の様子をお楽しみください。


続いて油天神山通過・・・
白楽天山も続きます・・・
巡行5番手函谷鉾まで捕捉しました。ところが、警察の人からこの先一般人通行止め!👮‍♂️と言われ、止む無く迂回することに・・・😔


御池通

御池通りに出ると・・・おっ、あの前懸はモン・サン・ミッシェル!・・・函谷鉾だ!😀
御池新町の交差点で辻回しを終えたばかりの函谷鉾が新町通りへ進みます😮
御池通りには保昌山、霰天神山、芦刈山が待ち行列状態・・・
おっ、あれは月鉾!その横を芦刈山が抜いて行きます😐
あっ、孟宗山も来たぞ!🙂
孟宗山にも抜かれた月鉾・・・もう順番なんて関係ないみたい🤔


室町通

御池通から室町通へ移動しました。

保昌山の幟持ちに遭遇・・・実は黒人さんです。ヨッ、弥助やすけ(信長の家来)!😅でも本名はジェシーさん(ザンビア出身)だそうです😓
さっき見た保昌山だ!
おぉ、辻回しか!・・・😀
おお、山は簡単に方向転換できるんだった・・・🤔
四条室町交差点(四条通(左)と室町通り(右))まで戻り、室町通り下ル。
鶏鉾御旅所・・・と言う事は・・・🤔
おぉ、途中リタイアした鶏鉾が戻っていました😀
鶏鉾にわとりほこ/水引:金地綴錦の唐宮廷楼閣人物図、天水引:瑞雲、日輪と麒麟図綴錦です🫡前懸、胴懸とか既に取り外されてますねぇ・・・🤔
一応、山鉾23基全部拝めたのでヨシとします。バイバ~イ🫡

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・山鉾巡行・前祭観戦レポはここまで。


感想

日本三大祭りの一つ・・・そして京都の三大祭りの一つでもある祇園祭。1か月間京都の街は祇園囃子ぎおんばやしコンチキチンの音色に包まれます(京都駅構内に祇園祭の特設エリアが設営され 連日BGMのようにお囃子の音が鳴り響き、ジョジョにお祭気分が盛り上がって来ます。🙂

そして祇園祭のクライマックス;山鉾巡行。色取りどり、豪華絢爛な巨大山鉾、曳山ひきやまの行列が都大路をその独特なギイギイ音を響かせながら練り歩きます。それこそ、山鉾、曳山、傘の一基一基に物語と歴史があって 美術品としても価値の高い懸装品けそうひん:タペストリー、絨毯、刺繍、錦絵、友禅などに包まれた・・まさに「移動図書館」もとい、「動く美術館」とはよく言ったものです。😊

巡行だって順調には進みません。巡行中のご神体の破損や車の不具合で無念のリタイヤを知りました。それでも、そんな巡行中に次々と起こる難局を関係者全員が一致団結して乗り越えて行く姿が垣間見られて、千年以上続くお祭を支え続けている市民の誇りと意地みたいなものにちょっぴり触れられた気がします。😮

当日は35度を超すような猛暑日・・・にもかかわらず、私を含め日本中いや世界中から押し寄せた14万人もの観光客らが、美しくも賑やかな一大ページェントに酔いしれました。🙂👍

結構長くなってしまった本記事ですが、最後まで読んでいただき ありがとうございます。😌


まとめ

今回の移動ルート


おまけ

山鉾巡行を近くで観て、強く印象に残ったもの・・・🤔


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