「京都 拉麺小路」 食べある記Ｉ【中村商店 2nd】
京都駅の駅ビルＪＲ京都伊勢丹。その10階に隣接する大階段南側にあるラーメン店の梁山泊｢京都拉麵小路｣。そこに軒を並べるお店群は国内はもとより世界中から訪れるラーメンファンの舌を唸らせています。「京都拉麺小路」では今年も夏恒例の「夏限定メニュー」販売中！今回は「中村商店」の夏限定メニュー「夏野菜のカレーラーメン」を試食しました。その食レポです。🍜＋🍛＝🤤👍
夏限定メニュー
今年の夏、予想通りの猛暑が続いています！😡京都拉麺小路では 今年も恒例の夏限定メニューを販売中！😎各店舗自慢の冷たいと辛い限定メニューをこの機会に是非ご賞味下さい！期間は7/1(月)～8/31(土)まで。これが本当のファイナル。善？は急げ！😋👉🍜
「中村商店・夏限定メニュー」
「中村商店」の夏限定メニューは、「夏野菜のカレーラーメン（1500円）」1日15食限定です。実は京都拉麺小路の夏限定メニューで7月と8月各月別々の限定メニューを打ち出しているのは「中村商店」だけです（7月は旨辛担々麺でした）。🤤
昨年11月に開催された「京都拉麺小路・20周年限定メニュー」では、未だ記憶に残る｢名古屋コーチン黄金塩らぁ麺～黒毛和牛ローストビーフのせ～：2000円｣（1日20食限定）を限定販売し ファンの度肝を抜いた｢中村商店｣。その時のトラウマが蘇り･･･🤨これはも～否応が無く期待が膨らみます。😍
訪れたのは夏休み真っただ中8/16の夕方5時。
「一日15食限定か･･･まだ行けるのかしら？」不安気な面持ちで店の入口付近で突っ立っていると、店員さんから透かさず声を掛けられました。
「カレーラーメン、本日分はまだ大丈夫ですよ！」
あぁ、券売機のフロント画面もカレーラーメンメニューの発券待ち状態であることに気付き 迷わずポチっとな。食券が吐き出されると透かさず店員さんが半券を取り、私を店内の席へ誘導してくれました。
店内
店内の様子は･･･別記事に書きましたのでここでは割愛します。卓上には、一味と白コショー･･･至ってシンプルな香辛料陣です。
実食
「ご注文のカレーラーメンです！」
トンと目の前に置かれた｢夏野菜のカレーラーメン｣。トッピングはブロッコリ、茄子、オクラ、赤＆黄パプリカ、ベビー（ヤング）コーン、そして骨付き鶏モモ肉が丸ごとワンレッグ！これら全ての具材が黄金色のカレースープに浮かぶ姿は壮観です。ベビーコーン、パプリカらが鶏モモ･バナナボートに覆い被さる姿は さながら甲羅干し中のカワウソ🦦のようで滑稽な感じがします。😊
一つ一つの具材が そのまま／大きくカットされており、まるで具材そのものの味と食感を「口に頬張ってよく噛んで味わえ！」と鼓舞されているかのようなサイズ感に胸躍ります！🤤
では、その夏野菜から見て行きましょう。🤔
先ずその食感を確かめたいとの衝動に駆られたのが、湯船にちょこっとだけ顔を出している茄子！･･･王将8月フェア・麻婆茄子ラーメンの茄子の食感がいまだ残るこの舌が下した評価は･･･
「うっわ！トロけるぅ！何この柔らかさ、尋常じゃ～ない！」思わず「この茄子もう二切れ追加！」などと心の中で注文しちゃったほど。✋🤤🍆🍆iya nanndemo naide-su
続いてパプリカ。表面に焦げ目あり･･･軽く火で炙っていますね。肉厚のパプリカ、時としてその重装鎧のような果肉の青臭くゴツゴツとした食感が苦手と感じる人も･･･。🤔
しかし、この食材を火で炙る事で醸し出される野菜本来の甘みと若干歯応えマイルドになった食感！甘さに旨さすら感じます。βカロテン、ビタミン類が豊富なパプリカ。栄養価の損失を極力抑えるその炙り具合に作り手の心配りが感じられます。🤤
ブロッコリもしっかり炙られていますね。そう･･･あなたはこのメニューで思い起こすかもしれない･･･焼ブロッコリの芳ばしさと美味さを！🤤
ご存知アフリカ原産のネバネバの巨人オクラ。食べ易いように蔕はカットされていますが･･･これは炙り感無いですね。食材によって調理方法を選んでいるのかもしれません。ここにも作り手のこだわりを感じます。🤤
これも炙らず塩茹でしただけ･･･感のベビーコーンですが、カレースープに浸してガブリと行けば、ことラーメンにおいては未知の食感。でもそれがイー。このラーメンの多様な食感を構成するスペシャル食材の一つです。🤤
そして、具材の中でもプリマドンナ的存在「骨付き鶏モモ肉」の登場です。恐るおそる箸で挟むとほとんど抵抗なくほぐれてしまいます。「あ～！お肉が柔らか～い。」口の中でも溶けるような食感。柔らかな豚の角煮のトロける食感を彷彿とさせます。🤤
肉自体はやや淡泊なものの、しっかりカレースープに絡ませて口に運べば、カレーをメインに楽しめる具材の一つとして見事な優等生ぶりを発揮しています。相当長時間煮込んだか･･･圧力鍋ですかね？骨の髄まで柔らかで バキバキと骨まで貪りました。😁🦴
このバキバキ感って･･学生時代によく貪ってたケンタッキー・フライドチキンのあれだ！骨と骨の連結部の軟骨や骨髄までバキバキ食べた記憶が蘇ります。｢鶏肉本来の旨さは骨髄にあり！｣が体感できる骨付･･肉付き骨です。🤤
そして満を持して･･･満場（約1名）の拍手で迎えられるカレースープ。最初の一啜り･･･「あぁ、なんてマイルドな味わい！」大抵この手のスープは時間差で辛味が押し寄せる辛味スパイス（ガラムマサラやチリペッパー）系のスパイシーなスープのはずとの固定観念があったのですが･･･思った程辛くはなくむしろ穏やかな口当たり。🤤
でもしっかり本格的スパイス・カレー（香りづけはクミン、コリアンダー、カルダモン、黄色はターメリックをベースにカレーペーストを調合。辛味のチリペッパーは無いか、少ない分量？）がベースのスープと見ました🤔（･･･単にこれ以外のスパイスしらないだけですが😓）。
これは万人受けするカレーです。そう、辛いのが苦手な女性や子供でも受容可能な辛味レベル。勿論 辛味は極力抑え気味ですが、しっかり本格的な香味スパイスで作ったカレーが楽しめます。まるで「飽くまでラーメンが本業、カレースパイスのこだわりはこれで十分！」と宣言されているかのよう･･。
そして麺は平たい切り口の中太ストレート麺。ベトナムのフォーを思い起こさせる その形状と食感。（ただフォーは米粉原料ですが、こちらは小麦粉が原材料だと思われます）🤤
麺のコシと言うより全体的に固めのストレート麺で スパイス･カレー･スープとの相性が考慮されたエスニック・ランデヴー。日中のラーメンカテゴリ枠に捉われない、大胆な組み合わせに第三極である「カレー・ラーメン」としての矜持が感じられます。🤔←sorette anatano kanso desyo?
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･･･実食を進めて行くと･･･何て言うのか、全く違和感なくパクパク食べてしまいます。それこそインド発祥のカレーと中国起源のラーメン、それらを合体させ日本人の味覚に合うようにアレンジしたのが、このカレーラーメンなのでしょうが･･･食べていて全然違和感がないのです。🤨
似たカレーうどんを食べ慣れているせいもあるのかもしれませんが、カレーもラーメンも日本人にとってはソウルフードのようなもの。まるで日本人のDNAにカレーを受容する遺伝子が組み込まれているかのように、ラーメンと一緒に食べても不思議と自然･･･どこか懐かしさすら感じる味なのです。😋
そしてパプリカ、ベビーコーン、オクラ、ブロッコリなど、目新しい変化のある食感が楽しめる演出もあり、メインストリートであるカレーVSラーメン道を楽しみながらエピローグへと突き進みます。😋
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さて、終盤に向けて味に変化が欲しくなります。やっぱり辛いカレーも食べたい！ってこれも日本人（いや私）のDNAに摺り込まれた遺伝子の働き？
「え～い面倒じゃ～、一味行ったれ！！」
かくして、いつものように食欲が一気に爆上がり、かおなしモードに突入。
･･･その後の記憶は余り無いのですが･･･気付けばラーメン鉢の中にしゃぶり尽くされた骨が転がっていました😱hora-
「ごちそーさま！！」😓
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感想
「京都拉麵小路」の食べある記。今回いただいたのは この夏限定メニュー：「中村商店」の「夏野菜のカレーラーメン」です。
茄子、パプリカ、ブロッコリ、オクラ、ベビーコーン･･･今が旬の夏野菜を丸ごとバクバク味わえる本格的スパイス・カレー・スープのラーメンです。カレーに相性抜群のタンドリーな骨付き鶏モモ肉は涙が出るほど柔らか。🤤
これらの具材に加え、フォー的断面が平たい堅めのストレート麺とカレー・スープのコンビネーション･･（作り手の狙いかは不明ですが）その新鮮でどこか懐かしさすら感じさせる味感をプロデュースした構成力に脱帽です。🤤
Japanese SOUL Foodのカレー＆ラーメンのコラボレーション･･･まさに日本人の魂を揺さぶる一品です。😋👍
中村商店／「夏野菜のカレーラーメン」の評価は、3.5点（５点満点）です。（麺：◎、スープ：◎、具：◎）
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。😌
※京都拉麺小路の「夏限定メニュー」は 2024/8/31日までの期間限定です！
この機会に是非ご賞味下さい！！（他の夏限定メニューもね！🤗）
おまけ
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