「元伊勢籠神社・眞名井神社」参詣録【京都府・宮津市】
京都府宮津市にある天橋立は「日本三景」の一つで、風光明媚な景勝地です。この地には 神代より信仰がある神社仏閣があり、多くの神話が語り継がれています。天橋立北部にある「元伊勢籠神社」と「眞名井神社」は、近年 強力なパワー・スポットと認識されつつあり、これらの神社を順に参拝することで、祈願成就のご利益アップが叶うと言われています。今回は この二神社の参詣録です。🙂👍
元伊勢籠神社と眞名井神社
籠神社の正式な名称は「丹後一宮 元伊勢 籠神社」です。これは、三重県伊勢市にある伊勢神宮の内宮・外宮へ遷った「元の神社」と言う意味です。籠神社の奥宮・眞名井神社がある地、眞名井原には豊受大神を祀る匏宮がありました。その頃、全国を旅していた天照大神(天岩戸の神隠れで有名)は、豊受大神とのご縁からこの地に遷り、共に4年間一緒に宮号吉佐宮(宮号は神社の称号)で暮らすことになりました。その後、天照大神は伊勢神宮・内宮へ遷られ、その約450年後に天照大神に呼ばれるかたちで豊受大神は伊勢神宮・外宮へ天照大神の食事を供する神(御饌都神)として遷りました。豊受大神が外宮へ引っ越された後、吉佐宮は籠神社と名前を変え、天照大神の孫にあたる彦火明命を主祭神に現在の地へ遷りました。(実は天照大神は日本全国を旅したため 全国に元伊勢神社が残るのですが、伊勢神宮の内宮に天照大神、外宮に豊受大神の 二神一緒に祀られた元伊勢は、ここ宮津市の籠神社だけなのです。)🤓
元伊勢籠神社・眞名井神社へのアクセス
境内マップ
二神社境内の散策には 公式HPから参照できる下記「境内図」が便利です。「境内図」は、以下のURLより参照/ダウンロードできます。🙂
眞名井神社 参拝
先ずは、籠神社の奥宮・眞名井神社を参拝します。入山料は無料です。元伊勢籠神社正面の石段を上り、最初の鳥居をくぐった後、手水舎の正面から茶房の脇道を抜け、籠神社境内側面の道路へ出ます。その後道沿いに、左折→右折→左折すれば、眞名井神社入口の石段へ到達します。🙂👉⛩️
石段を上り切ると正面に眞名井神社の本殿。お社自体はむしろ質素で大きくもないのですが、神秘的な雰囲気がありオーラを感じました。😱参拝の後、本殿の後ろ側へ回ると そこに鎮座するのは・・・なんと!主要神様そろい踏み;伊弉諾尊、伊弉冉尊、天照大神、豊受大神の岩座(これは必見!😱)です。この場所は、縄文・弥生時代の古代から祭祀場(神や祖先を祀るための場所)だったと言われています😮・・・写真撮影禁止だったのが非常に残念です。😑
元伊勢 籠神社 参拝
眞名井神社参拝後、元伊勢籠神社へ戻って来ました。それでは籠神社も参拝しましょう。こちらも入場料は無料です。🙂👌
正面に見える拝殿でお参りをした後は、境内内の末社神社(恵比寿社、猿田彦社、春日社、眞名井稲荷社その他)をコツコツお参りすると、最後に倭宿禰命像の所へ辿り着きました。😐
両神社の参拝に要した時間は約1時間でした。・・・ちょっとはパワーを貰えた・・・かな?🤔
・・・元伊勢籠神社と眞名井神社の参詣録はここまで。
感想
過去、天橋立には何度か訪れたものの、籠神社と眞名井神社の参拝は今回が初めて。😌両神社共 知る人ぞ知るパワー・スポットの名に相応しく、とてもスピリチュアルな雰囲気が漂う場所でした。😵💫特に、眞名井神社は、鬱蒼とした木々に囲まれ、その崇高で神秘的な雰囲気のお社には畏敬の念を抱かざるを得ず、お社の裏側にある天照大神、豊受大神が鎮座する岩座の前に立ち静かに目を瞑ると、何だかパワーみたいなものを感じて気持ちが高揚するのを覚えました。確かに自然の気が漲る場所なのですが、パワー・スポットと言うよりスピリチュアル・スポット(精神が高揚する場・・・みたいな意味です😓)と言うのが私の印象です。勿論、ご利益があるに越したことはないのですが、参拝するだけでも自然の気に癒されたり、やる気アップに繋がるならそれだけでも十分で、霊験あらたか神社仏閣などを巡る聖地巡礼には そんな効験があるように思われます。🙂👍
最後まで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。😌
まとめ
おまけ
豊受大神の「吉佐宮」から「伊勢神宮 外宮」への遷宮にまつわる話・・・