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第10回 日展・京都展へ行って来ました。

日本最大規模の総合公募展である「日展日本美術展覧会)」の京都展に行って来ました。日本画洋画彫刻工芸美術の5部門にわたり、全国を巡回する基本作品と京都・滋賀の地元関係作品が展示されています。本記事では、洋画、彫刻展示作品について紹介したいと思います。



第10回 日展・京都展/基本情報

会期
 2023年12月23日(土) ~ 2024年1月20日(土)

時間
 10:00~18:00(最終入場は17:30まで)

会場
 京都市京セラ美術館
 本館 北回廊1階 | 本館 北回廊2階 | 本館 南回廊2階 | 光の広間

観覧料
 一 般:1,200円(1,000円)
 高大生:700円(600円)
 ※( )は20名以上の団体料金。
 ※ お得なペアチケットも用意されています。😊

京セラ美術館


第10回 日展・京都展/受賞者一覧

第10回 日展受賞者
第10回 日展・京都展 受賞者


第10回 日展・京都展/展示作品

本記事では、洋画彫刻展示作品を掲示します。展示されていた作品全てを掲示していませんが、特選日展会員賞文部科学大臣賞など 受賞作品を中心に掲載しました。その他の作品については、客観的な選考基準等を考慮したものではなく、全くの私個人の独断と偏見により選んだ作品のみ掲示しています。この点ご理解願います。😌

尚、日展への出品申込書の注意事項に以下の記載があり、基本的に展示作品の写真撮影SNS等を通じての情報発信許可されているとの認識です。

〔日展会場における展示作品の写真撮影について〕 一般来場者による日展会場での展示作品の写真撮影については、以前は一定の手続きを経た上で許可しておりましたが、一般の方が日常的にデジカメやスマートフォン等で撮影 した画像を自らSNSにアップロードし、世の中に発信する時代となったこと等に鑑み、日展においても、来場者によるSNS等を通じての情報発信を促進し、入場者増員に繋 げるため、令和元年より日展会場での展示作品の写真撮影については、一定の手続きを経ることなく全日(「日展の日」を除く)許可することにいたしました。

出品申込書〔日展会場における展示作品の写真撮影についてより抜粋


洋画

第2科 洋画の展示作品です。

「化石の海/平野 克己」特選
ひつ/越谷 なつみ」特選
「木造船 ’23/吉田 定」特選
「ショートブレイク/鷺 悦太郎」特選
「ロマネスク追憶/松井 茂樹」特選
「悠然/大木 基彰」特選
「time on the table/福本 弥生」特選
「ザンスカールの祭り/宮下 洋子」特選
「映る/内海 洋江」特選
「ベランダ/橋浦 尚美」特選
「イタドリが咲く頃/小川 尊一」
「小休止(HR.1/2)/堀 研一」
「空模様/木原 和敏」
「影/佐渡 一清」東京都知事賞
「道化師/田中 里奈」
「Rena/高梨 芳実」
Smorzandoスモルツアンド/西房 浩二」内閣総理大臣賞
「荒崎への道/池田 良則」
「白い風/西田 伸一」
「川辺好日/松田 茂」
「Silence/阿部 良広」
「雪はれる/町田 博文」
「アトリエにて/佐藤 哲」
「ポンペイ秘儀莊/藤森 兼明」
「初雪  白樺林/寺坂 公雄」
「花と華/中山 忠彦」
「大和は国のまほろば・・・。(倭建命)/小灘 一紀」
「秋光/湯山 俊久」
「逍遙・恋文/難波 滋」
「瞬く/福田 あさ子」
「今様白拍子/阪脇 郁子」
「岬の丘/成田 禎介」
「遊於樹下世界/石田 宗之」
「小さな冬景色/浅見 文紀」日展会員賞
「愛読書/池田 清明」
「ザリガニ/岡本 猛」
「朝、港で/長谷川 仂」
「Firenze, la citta dei fiori/熊谷 有展」
「大道芸人の娘/松田 栄治」
「ろーじの朝/杉本 吉二郎」
「刻/上品 博保」
「遠き日('23)/岡島 春美」京都新聞賞
「パープル チュチュ/伊藤 二三男」
「虚構と現実の間に/田中 知子」
「響/森本 克彦」
「夏が来た/中村 龍介」
「時/橋本 一貫」
「春雪 '23/佃 常觀」
「穏やかな家/清水 佳代子」
「陽射し/芳野 吉孝」
「京の太夫を伝える/鴨脚 えり子」


彫刻

第3科 彫刻の展示作品です。

彫刻の展示ルーム全景
「青春の詩「禱り」/嶋畑 貢」文部科学大臣賞
「わ/九後 稔」東京都知事賞
「漂浪譜/堤 直美」
「人間賛歌/笹山 幸徳」
「戦争の無い世界/木代 喜司」
「singing figure Ⅴ/宮坂 慎司」日展会員賞
「光と影/石黒 光二」
「菰野の光/中村 晋也」
「のどけからましⅡ/石母田 ななみ」特選
「パンジーは俯瞰する/田原迫 華」特選
「アメニモマケズ/芦田 風馬」京都新聞賞
Carpe diemカルペ ディエム/江藤 望」
「進化と久朽滅/最上 健」特選
「礎/桑原 秀栄」特選
「馳す/加藤 真治」特選
「時間への誘い/諸井 謙司」特選
「まなざし/窪 信一朗」特選
「彩雲/高橋 忠」特選
「大気の海/中辻 伸」
「彫刻が展示されている中庭」


感想

前回日展へ行ったのはかなり昔(学生の頃、バイトで日展の会場設営のため上野公園まで行ったことがあります😓)。久々に、多くの公募作品を鑑賞しましたが 作品のレベルも高く、クリエーターとして良い刺激を受けました。同じ京セラ美術館では 昨年ルーブル美術館の作品も鑑賞しましたが、外国人画家の作品と比べると、世界観、歴史、宗教、文化、習慣も違う日本人の作品、例えば洋画であっても「あーこれって日本人ならではの感性だよなぁ」などと思いながら観ていました。🤔それでも、作品一つ一つに込められたクリエーターの熱意みたいなものが伝わってくるし、テーマはバラエティに冨み、全く新しい視点から造られた作品などを観るとワクワクで、結構おもしろく鑑賞できました。また、記事では紹介しませんでしたが、日本画や工芸美術、書の中にもすばらしい作品がありましたね。🙂京都展示は1/20までですが、今後、名古屋(1/24~2/12)、神戸(2/17~3/24)、金沢(6/1~6/23)と巡回展示予定です。興味を持たれた方は、是非この機会に美術館へ出かけてみてはいかがでしょうか?😊👉🏛️

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。😌


おまけ

彫刻の作品を眺めていると、似ている有名人が頭に浮かんで来ました・・・🤔


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