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投資と起業について【進撃のWEEK DAY3】

こんにちは、井上です。

今日は、HUNTERCITYさんが開催する
1週間で人生を変えるための研修「進撃のWEEK」DAY3ということで
「1億円調達までの ファイナンス基礎理解」です。

5日間の進撃のWEEKも中間に差し掛かってきました。

この3日間は、理念→ビジネスモデル→ファイナンスと概念的なところから具体的なところに移り変わり、特に3日目のファイナンスはより具体性が高まった内容でした。

今回は、投資とは何か、スタートアップとは何かを理解していきたいと思います。

1.投資と融資、出資の違い

事業を発展させていくためには、資金の調達をしなくてはなりません。

その方法として、「融資」「投資」「出資」が混同されやすいようで、

ここを正確に理解しておきたいと思います。

まずは融資についてです。

融資とは・・・
お金を貸して資金を融通することをいいます。融資をする側はお金を貸すことで、利息を得るのが目的です。融資を受けた側から見ると借金であり、元本と利息の返済の義務があります。

引用元:M&Aに関する情報メディア

融資は誰もがイメージしやすいものだと思います。

身近でいうと、銀行による融資が挙げられます。
銀行から資金調達を行うと、毎月、元本と利息を返済していきます。

個人でいうと、ローンに当たるものになります。

次に投資出資についてです。

①投資と出資の違い

出資は資本金を提供する行為をいい、投資は企業や事業の成長を期待して、資本金を提供することをいいます。出資と投資では、ほとんど違いはありません。

引用元:M&Aに関する情報メディア

②出資(投資)とは

出資した人は、出資した金額に応じて株式を取得し、株主総会で議決権を行使する権利や利益から配当を受けることができます。あるいは、企業価値が上がったタイミングで株式を売却すると、キャピタルゲインを得られることもあります。
一方、出資を受けた側は利益から配当を支払う義務はあるものの、提供を受けた資本金の返済義務はありません。

引用元:M&Aに関する情報メディア

ということです。

つまり、融資と出資(投資)の違いは、

借金(融資)か、資金金の提供(出資・投資)かです。

お金が貸す側にとって、
融資は、返済の義務がありますが、リターンは利息によるものなので一定になります。
逆に出資(投資)の場合は、返済の義務はありませんので、リターンがない場合もあれば、逆に大きな利益を生む場合もあります。

2.スタートアップ とスモールビジネスの違い

融資と出資(投資)の違いが理解できたところで、

スタートアップ とスモールビジネスの違いも押さえておいた方が良さそうです。

起業には大きくスタートアップ とスモールビジネス2種類が存在します。

2つの違いが分かりやすくまとめられていた図があったのでご紹介します。

画像1

引用元はこちら


こちらの図です。

縦の軸がキャッシュ。横の軸が時間になります。

特徴的なのが、スタートアップの方は、初めキャッシュがかなりマイナスになりますが、その後大幅にキャッシュが増えていきます。

この状態をJカーブと言ったりします。

それに比べて、スモールビジネスの方は、初めは少しのマイナスですが、
そこから緩やかにキャッシュが増えていくことが分かります。

つまり、スタートアップ は大規模な初期投資により短期間で急成長を目指すビジネスモデルであり、出資(投資)を受けることが多く、
一方でスモールビジネスは、長期間で安定的に売上の増加を目指すビジネスモデルであり、融資による資金調達が主流となっています。

そのため、スタートアップはIPOを実現できるだけの規模がある市場を対象としなければなりません。

起業する際には、自分の事業は融資を受けて緩やかに収益を上生み出すものなのか、投資家を探し爆発的に収益を生み出していくものなのかを見極めた方が良さそうです。

3.最後に

今回は、融資と出資(投資)の違いについて。
そして、スタートアップ とスモールビジネスの違いについてをまとめていきました。

スタートアップとして、起業していきたい場合には、
投資家からの出資は必要不可欠になります。。

だかたといって、手当たり次第に投資家を探し、資金調達さえできれば良いという考えではいけません。

今回の講義で印象に残った言葉があります。

サッカーのことで起業するなら本田圭佑さんに出資してもらった方が良いし、アイドルのことなら、秋元康さんに出資してもらった方が良い。

つまり、自分の事業を成長させてくれる投資家と出会うことが、自分の事業を成長させる上でとても大切だということです。

出資をしてもらうということは、一般的には会社の株式で資金調達をしなくてはなりません。
つまり、投資家=会社の株主になるということだと思います。

会社の株主が、自分の事業の領域の成功者である方が、
成功しやすいに決まっています。

だからといって、サッカーの事業を初めてすぐ本田圭佑さんから出資を得られるかというと、それは無理な話です。

ですが、資金調達+事業の成長という意識を持ちながら、資金の調達をすることで、事業の成功に近くのではないでしょうか。




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