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末寺の末事 358

 何らかの『答え』をもって、自分を生きていただく。ぶっちゃけ、シンプルにこれだけの話。
 僕は自分に自信がない、自信がないことには自信がある。自分に自信が持てないということは、あまり宜しくない。目の前に現れる諸問題に対して、『反応的』になり過ぎるから。解り易く言えば、不安になったり、不満をもったりする。『自分は、この壁を乗り越えることが、できる!』と、自分を信じることができない。結果、逃げ出しても、乗り越えることはない。
 じゃあ、自信さえあればよいのか、と言うとそーでもないと思う。自信は自信であっても、その中身、信じている自分が依り処とするものが何か。
 『根拠のない自信』なんて表現されるが、抑、自分に根拠なんて見つからない。あるのだろうが、理解の範疇を超えるという意味でだ。その根拠のなさに耐え難い自分がすがりついているものが何か。
 『答え』は、それを顕かにする。

to be continued



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