11.and it just became a rule
人間は、愛の名のもとに集い群れを成した。幸せを追い求めて暮らすには、それがベストと判断した。
幸せにできる距離感、箸を渡す、その温もりが届く、快く楽しかった。
いつからそれは苦しくなった?痛くなった?
それは、群れることを主とする義となって、変わっていった。
幸せにできるから群れたのに、幸せになろうと群れるようになった。バグで。
工夫は快く楽しむための手間から、己の欲を満たし追求するガジェットとなった。バグで。
主義となり機能しなくなったコミュニティ。これまで失くしてきたもの見返せば、先人たちの工夫が、至るところ散見される。
かといって今さら戻ることもできやしない。無情にも「無常」は不可逆。
もはやこの時代は個の世界。既に共同体主義は機能してない。群れることすら苦痛となり、幸せが何だったかも見失ってる。
新時代、過去を惜しみ、できもしない回帰を夢見ても仕方ない。主義を踏まえて種を蒔く。
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