4.cause and effect
時と場、そして人。どのような条件下であっても通じることでなければ、真理とは呼べない。これは至極当然の理。
その意味からも、仏教に説かれる因果の規律は絶対的真理と呼べる。異を唱えられるものならやってみるとよい、必ず恥をかける。
物事の結果には全て原因がある。そして原因には業縁が必要となる。蒔かぬ種は生えぬ。そして種が実るには土も水も光も要る、世話や手間だってかかる。
十方三世を貫く
それが真の理。善い種を蒔き善く育てれば善い実が獲れ、悪い種を蒔き悪い育て方をすれば悪い実を結ぶ。そして、自分が蒔いた種は必ず自分が収穫することになる。
当たり前だ、そんな理屈は誰でも知っているし、子供でも解る。しかし、そう言う人ほど、深く真理を信じきれておらず、収穫物の悪さを他人のせいにして愚痴る。子供でも容易に解る理屈を、老いても素直に飲み込めないのがヒトの有り様。
自分へのご褒美という種は、どう実るのか。
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