末寺の末事　２７７

　本当にどうしようもないくらい負けてしまうとしたら、何も信じることができないことだ。
　それに比べたら、誰かの何かと自分を比較して至らないとか劣っているなんて負けに、大意はない。勝ち負けなど娯楽の一種に過ぎない。

　純粋なる信仰心に依って支えられ運営されるのが宗教組織としてあるべき姿だ…ろうけど、実際は理想とかなり乖離しているように思う。

　責任役員といっても、だいたいの末寺は家内工業。役員の大半は寺族(住職家族)。門徒総代は無論門徒さんだが、担い手不足感は否めない寺が圧倒的多数を占める…はず…と思う。まー、自坊はもちろん不足。嫌々回す罰ゲーム方式で乗り切ってきたが、既に底を突き次代はない、このままではね…。

　あ、負けとか糞とかミソとか煽りましたが、僕自身も立派な負け糞ミソですから、寺族(住職家族)も負け家庭の詰んでる状態。社会的にねw

　さてと、どーしたものやら。　

to be continued

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