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末寺の末事 339

 断捨離ですよ、基本的に。
 もちろん物理的にも、だけど、行事とか役職とかも同じです。「断つ」とか「捨てる」とか「離す」とかイメージ悪いかもしれないけど、人がいなくなりゃ放っておいても当然そーなるのよ。
 だから、むしろ、何もせんでも終末はやってくるワケで、結果はガチガチ鉄板のデキレースってコトで、じゃあ放っときゃいいじゃん。…なーんて具合にいきゃ楽でイイんっすけどね、住職。


 その昔、浄土真宗のお寺は『惣道場』として多くの人々に親しまれておりました。

 『惣』という字には、

・中世の農民の自治的な共同組織
・「すべて」「全体」「みんなの…」
・人名として長男を表す言葉

といった意味がありまして、

 中世の農民の自治的な共同組織としての『惣』は、南北朝の時代から室町時代にかけて主に畿内地方を中心に形成され、名主を筆頭に有力者たちが団結して村を管理し農業を進める共同体でした。

to be continued



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