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末寺の末事 53

 『宗教』やその「信仰」=(生き方)に、経済を持ち込む必要はない。たぶん、誰も異論はないと思う。難しいことではないから。

 それを難しくするのは、「組織」であり、「教団」であり、世間、人間の集合体、共同体意識というような「概念」でしかない。些末なことだ。

 そういった「概念」が「主義化」していくから、掴みどころのない問題に発展していく。まさに集団である為の集団、徒党を組む為の徒党。意味が残る余地がない。

 一紙半銭をいれずとも、いや、むしろ取り除いたところに(生き方)の本質が、あって欲しいと願う。

 こういった既に抱える問題点を、ひとつずつ除去して、シンプルなスタイルの「信仰」を、目指したいと思う。

 目指すと言っても、何か特定の方向へ到達するとか、特別な存在になるとかって感じではなくて、今ある問題に、自分の方から適合して調和して解決いくような、そんなイメージでいたい。

to be continued



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