「"日々新たなり"を実践する」習慣
人間は身体が日に日に新しくなってます。
たとえば皮膚です。新しい皮膚が次々につくられ、きのうまでの古い皮膚は垢となって落ちていきます。
筋肉でも内臓でも同じです。古い組織は、とけて尿など一緒に流れ出て、新しい組織ができます。
私たちの身体も、きのうとは違う新しさが加わっているわけです。生きているものは常に新しいからです。
このことは、仕事や勉強においてもいえます。
いつも昨日と同じマンネリだと、新しいことを考えた人には先を越されてしまいます。
仕事や勉強の進め方にも、常に新しい血が流れていなければなりません。
商品の売り方にしても、広告の出し方にしても、作業の進め方にしても
昨日よりは今日、今日よりは明日というように、工夫をめぐらして進歩していかなければなりません。
小さなことでも、行き届いたやり方を工夫する習慣が大事です。
"こうしたほうがいい"と気づいたことはさっそく改善する。
この姿勢が「日々新たなり」です。
新鮮な血が流れている証拠です。「善は急げ」ともいいます。
人間の生命は「はたらき」そのものなのです。
その「はたらき」がなくなったとき、生きる力は弱まります。
心臓にしても細胞にしても、常にはたらいて新陳代謝しています。
新しいものを取り入れ、古いものを排泄して常に働いているからこそ、生きているわけです。
「日々新たなりを実践する」習慣を身につけたいものです。
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