リアルとデジタルが融合する時代、顧客体験はどう変わるか
2020年8月3日の授業
Bridge the GAP -あなたのギャップを埋めるビジネス・テクノロジー番組-
リアルとデジタルが融合する時代、顧客体験はどう変わるか
https://schoo.jp/teacher/3061
出演者:藤井 保文先生
今回の授業のベースとなる本
「リアルとデジタルが融合する時代、顧客体験はどう変わるか」
GAP1:リアルとデジタルが融合した状態とは?生活はどう変わる?
リアルとデジタルが融合することで?生活がどう変化するか?
・新型コロナウィルス以降、テレワークやネットショッピングなどが加速した
・中国には日用品でもオンラインで買い物をしている
・フードデリバリーなど、シェア自転車、タクシー配車アプリなど
・日本と海外では住んでいる環境が違う
ユーザのIDと行動データが取れてくるので、最適な情報が取れる
デジタルの部分は感動体験や信頼体験は難しい
デジタルの比率が高くなるとリアルをたまに使うと価値が高まる
属性データ(年齢性別など)から行動データへ
最適なときに、最適なコンテツを最適なコミュニケーションで提供できる
製品から体験提供型に変わっている。
成功している共通している企業
OnlineMerges with Offline
行動データだけ考えれはダメ、体験して、いいから使ってもらえる
GAP2:中国と日本における顧客体験価値提供の成功事例とは?
アリババがやっている事業「フーマー」
フーマーの店舗から3km以内なら30分以内に届けてくれる
もちろん、リアル店舗もある
店員さんは、端末で注文を見て、かごに入れてピックップ
バイク便で配送する
お店が倉庫にもなっているので、在庫が二重管理していない
中国のECは、30分配送するためにはどうしたらいいか?という考え方
日本は、大きな倉庫を郊外に持ってそこから配送をする、という考え方
買い方の融通・・・いろいろな買い方ができる。
視察だといって、アフターデジタルなのに?リアル店舗を見に行く
オンライン売上が大きいのに、アプリを使わない人が多い
フーマーは日本企業で、日本でマネができるのか?
アリババはネットの5割シェアを持っている、アリペイも5割持っている
あとはリアル店舗のみ
消費金額が高い、購買層の住んでいるデータを持っている。なので強い
GAP3:日本でDXを推進していくとき、どのようなマインドセットが必要か?
アフターデジタル型産業構造
サービサーをとるか?決済プラットフォーマー?どっちをとるか?
データをどう扱えばいいか?
データを包括的にとっていくことは本当に可能か?
データはそんなに簡単にはカネにはならない
データのクリーニングにすごく時間と労力がかかる
どんな価値?どんな世界観を持つのか?
データは金儲けよりUXへの還元を重視、信任を得ることを第一とする