長澤まさみ主演『プロポーズ大作戦』(07)をFODで見た
★ストーリー
〝卒業〟の日本版ファンタジー。
★女優
榮倉奈々 長澤まさみの一つ下。
長澤まさみのすごいところは、すでに主演ドラマを務めていた榮倉奈々を脇におけるとこだ。
でも、榮倉奈々は達者だな。
ちゃんとバカっぽさ(奔放)と繊細さを絶妙なバランスで同居させている。
加えて、長澤まさみとの光の差を、逆に上手く利用して、存在感を強くしている。
これが逆なら、当時の長澤まさみには、光の加減を操れずに、主役を食うのなから良いが、悪目立ちしてしまったのではないだろうか。
すでに主演クラスだった榮倉奈々が、19歳にして、そうしたチームプレーの演技を出来ていたのはすごい。
★長澤まさみ研究
とはいっても、その榮倉奈々を受け止めるだけの光りの強さが、やはり長澤まさみのすごいとこだ。
それと榮倉の光を吸収したかのように、このときの長澤まさみは可愛い。
前年の映画『ラフ』での制服姿も一級品だったが、この『プロポーズ大作戦』のセーラー服は完璧だった。
女優同士の相乗効果を見た気がした。
★まとめ
結構、面白かった。
『ラストフレンズ』(08)の錦戸亮も、この山下智久もなかなか煮えきれない女々しい男が、長澤まさみの相手になることが多いのは、なぜだろうか。ま、単純にそうでなくてはドラマにならないのだろうけど、ちょっとイライラする(笑)
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