映画『プライベートライアン』を観た
★ストーリー
ノルマンディー上陸後に「ライアン救出」の命令を受けた隊員たちは、ライアンひとりの命の価値と、己たちの命の危機を天秤に葛藤をつづけながら救出に向かう。
★女優
登場さえがほぼ0。主要キャストとしては0。
★長澤まさみ研究
女優が不在の映画だけに、さすがに長澤まさみを学ぶ場面はなかった。
ただ〝戦争〟というテーマにおいては、以前、NHK〝戦争童画集〟で演じてはいるが、いずれもっと本格的に取組むべきときがくるはずだ。
それには〝恒星〟としての光の加減は当然として、当時の日本人離れしたビジュアルを、どう時代にあわせていくか。
例えば、〝永遠の0〟は映画版が岡田准一で、テレビ版が向井理だったが、向井理の八頭身のビジュアルは、カッコ良すぎて、その姿はまるで西洋の飛行機乗りのようで、少し違和感があった。
そうした身体的なものを如何にして演じるかに、長澤まさみの真価も問われる。
★パンフレット
〝午前10時の映画祭〟で観たので、パンフレットの販売はなし。
★まとめ
冒頭20分の戦闘場面をスクリーンで観たくなり、26年前の映画を映画館で観た。この凄惨な描写はスピルバーグ監督の反戦の意志とも言われているそうだが、ま、これを見ずとも、反戦くらいは想像出来る人間ではありたい。
とはいえ、凄まじい銃爆撃音に阿鼻叫喚の地獄絵図には圧倒されて、臭わないはずの血生臭さまでもを感じるほどだった。軍馬を作る際には、血の匂いにも慣れさせる訓練をする場合もあるらしく、戦場の匂いは想像を絶するのだそうだ。
映画自体は、当時、レンタルビデオで借りて見たから、内容に関して、改めて深く感動することはなかった。ただ
今観て、一番興味深かったのは、今や〝ワイルドスピード〟でハリウッドの最高峰に君臨するヴィンディーゼルが出ていたことだ。いや、やっぱりカッコいいんやね。
ま、いずれにしても劇場で観て良かった。
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