プライムビデオ『ロサンゼルス』を見た
★ストーリー
娘を殺された父が、犯人たちへの復讐を果たす。
★女優
ジルアイアランド
主演のチャールズブロンソンの恋人役。共演歴も多く、実生活でも夫婦となった。
正直、強姦される家政婦役の女優の演技が、ジョディフォスターの〝告発の行方〟以上の大胆さで、ヒロインであるジルアイアランドよりも印象に残っている。そのお尻を舐めていたのが、マトリックスのモーフィアスで有名なローレンスフィッシュバーンというのに、一番驚いた。
★長澤まさみ研究
こうしたアクション映画のヒロインという役回りは、今の長澤まさみとなってはなかなか回ってこないだろうし、長澤まさみをヒロインにして、それを上回るスケールの俳優は、日本にはなかなかいない。ま、心技体のバランスを考えると、鈴木亮平くらいしか思いつかない。
★まとめ
1982年。
母にチャールズブロンソンの映画を勧められて、プライムビデオで見られる一番古い作品が、この〝ロサンゼルス〟だった。この映画は〝狼よさらば〟の続編らしく、このあともさらにつづく全5作の人気シリーズだ。
内容としては〝粗い〟ように思うが、単純に面白い。さすが80年代だ。
ただ、この年にシルベスタースタローン〝ランボー〟が公開されたのを考えると、チャールズブロンソンのアクションには渋みが強く、当時9歳の僕自身もスタローンに目を奪われていたのは仕方がないだろう。
しかし設定として、チャールズブロンソンは建築屋という役だから、あの渋みこそが、リアリティのあるアクションだということは、当時は分からんやろなぁ。