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ほんものの本読み
読書は好きだ。
本にはエネルギーというか波動があると思う。
販売員時代は勉強のためにと言って話題のビジネス書は片っ端から読んだものだ。
新書を買い、読み終えたらすぐ売るから書き込みなどしない。そんな読み方だから正直身になっていなかった。そもそも考えが浅はかでセコイのだ。
〇〇の方法 とか 〇〇術 とかやたらハウツー本が書棚に増えていった。
ビジネスや自己啓発に留まらず、育児、生き方、片付け、節約、料理、美容、ダイエット… 本だけが増えて自分は何も変わらない、あるある。
今はまず選び方が違う。
目的もなく本屋へ行く。パッと目に入ったインスピレーションで買う。
本気で学びたいテーマやワクワクする本は選ぶけど、パッと見お手軽にみえるハウツー本は買わなくなった。
例えば「やれば出来る片付け術」なんてタイトルの本を手に取る時点で「私は片付けが出来ない」と決めてるようなものだと分かってしまった。
実際、販売員時代は会話術や販売スキルの本を読みまくったが売上はサッパリ上がらなかった。
インスピレーションで選ぶ本は手元に残す前提で買うから、書き込みもしまくる。
そうやってやっと書かれた事が自分の血となり肉となるのを実感できる。
今ようやく、ほんものの本読みを味わって楽しんでいる。