待つという決心が大事という話
ここ一ヶ月、毎日水を二リットル飲むという健康法を試していたのですが、年越しとともになくなっていました。今思い出せば、そこからの一週間3日に一回ぐらいしか大きい便を出していなかったです。
そして今日、人生で最も長い時間便と戦いました。相手は巨大で、まるで山の様でした。守りが固く、攻めても引いても全く歯が立たず、どうしようもない状態で気が付けば決戦を挑んでから40分がたっていました。
僕はもうあきらめムードで、弟にケータイを取ってきてもらい籠城することに決めました。相手が根を上げるまで、じりじりと攻めてやろうと決心して、youtubeを開いたその瞬間、急に相手が扉を開け、白旗を挙げて降参してきました。
しかし、相手は大勢です。一気に出ようとすると、それはそれは大惨事で、門がぶち壊れました。跡形もなく無残な姿の門の前にたたずんだ僕は、泣いていました。
敵が去ったのを確認し、せめてものねぎらいとして問をきれいにした僕は、自分の身を清めるためにシャワーへ向かいました。激しい戦いで汗ばんだ体を癒そうとお湯を体に浴びると、感じたことのない感情になりました。シャワーから流れ出てくるお湯の温かさ、水の香り、すべてが新鮮に感じられました。
毎日浴びているはずのシャワーが、こんなに素晴らしいものであったのかと再認識しました。ナイアガラの滝を初めてみたときの様な、そんな感情です。この感情を感じることができたのは、半畳の狭い小屋で40分も戦い抜いたからです。