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2023年の所感的な.
社会学(家族社会学)の研究者になろうと思ったり, 起業したいと思ったり,映画を作ってみたいと思ったり, 小説を書いて新人賞に送って撃沈したり, 長らくお世話になるだろうな-と思っていた学習塾のバイトと大学をいったん保留にして横浜から兵庫に引っ越してプログラマーになっちゃってたり, 妄想だけじゃなく, たくさん行動に移すことができた1年だったと, 改めて思う.
そして, まだ2023年ではあるが, すでに2024年を通して実行したいことで頭がいっぱい.
例えば, ずっと作ってみたかった純文学に特化した小説投稿サイトの開発, 社内SNSの開発, マイノリティ研究の再会, など.
今年はどちらかというと, 上記を実行に移すためのトレーニング期間という位置付けが色濃いかな. ん-どうだろう. そう思うことで, 自分の2023年を肯定できそうな気がするから, そういうことにする.
1月に成人式のため帰省し, 横浜に戻るまで毎日がほろ酔いで楽しかったけど, 横浜に戻ってからインフルエンザで撃沈. 救急車を呼ぶかどうか, 真剣に悩んだのは人生初かもしれない.
学習塾のバイトを始めたのも確か1月.
様々なバックグラウンド, 例えば家庭環境や自分自身の発達の特性によって生きづらさや学校への不適応を起こしている小中学生が対象の学習塾.
塾といっても, どちらかというと学童っぽい雰囲気があって, 勉強しない日もザラにある. ダラダラ喋って過ごす日もあったし, 永遠とトランプをし続ける日もあった.
あんまり「普通」という言葉を誰かに向けたくはないが, ああいう普通に見える子供たちが家に帰ると悲しい顔をしている現実があって, そういった環境をなんとかしたいと思ったから家族を研究テーマに選んで, 大学院進学を真剣に考え出した.
ただ, やっぱりそれだと時間がかかりすぎると思った.
じゃあなんで今, 兵庫でプログラマーをしているんだって話になるんだけど, それは, 一言でいうと「必要」だったから.
何に必要か. 2025年に予定している起業と, 個人的な研究費用の確保のためにお金とスキルが必要だった.
プログラミングスキルの獲得は独学で十分だけど, サービスを作るためのエンジニアリングは独学では厳しい.
僕の周りにはそういったことに興味がある人がいないから, 創業メンバーの獲得やスキルの獲得を考えると, エンジニア職に就いた方が手っ取り早いという結論に至った.
実際, アプリ開発をするための基本的なスキルは身についてきたし, リモートワークで仕事以外のことに時間を割く余裕もあるから, 研究や勉強の続行と様々な構想を実行に移すにはぴったりの環境に身を置くことができていると思う.
まさか自分がこんなにも早く社会に出るとは思っていなかった. なんなら, 働くつもりなんてさらさらなかったが, 必要となれば実行せざるを得ない自分の多動っぷりに, 改めて驚かされる.
あとはそうだね, 自分の特性への理解も深まった気がする.
一番は, APD(まだ自覚段階だが)であることにうっすら気づいたことかな.
APDってのは, 聴覚情報処理障害ってやつで, 聞こえているのに聞こえていない, あるいは言葉だけでは理解が追いつかないっていう現象が起こる発達障害.
カクテルパーティー効果って知ってるかな?どんなに周りがうるさくても, 友達の声にフォーカスを当ててしっかりと聞き取れる, みたいなあれ. そんなこと, APD者には不可能なんだよね. どんな環境音も同じ音量で聞こえるから, 聞き返しも多い.
話を聞いていないと思われることが多いのも, 多分これのせい. というか, 音による情報を処理する能力が一般的な指標から測ると欠落しているから, 聞き返しが多いのは当然だよね.
まあ, その代わりなのかはわからないけど, 文章から伝わる情報の咀嚼は少しだけ抜きん出て得意な気がする. いわゆる, 読解力というやつ. 読書が好きだったり, 教材として動画より書籍派なのも, APDであることを考えればごく自然な帰結.
とまあ, そんな気づきもあったわけですよ.
現段階では, 僕は強強なエンジニアになりたいわけではなく, 社会科見学に来ているようなマインドで仕事をしている.
必要だから行動, を実現することは得意だから, これからはどれだけ周りを巻き込めるかが重要になってくると思う.
1人じゃ世に出すサービスに限界があるからね.
というわけで, 2024年もアクティブに駆け抜けようと思います.
とりあえず, 2023年の残りの時間は, 1月中に開発予定の社内SNSの構想でも練っていようかな.
んじゃ, 良いお年を~.