【注意】アクセントによって意味が変わる言葉がある!?
こんにちは。英語講師Taigaです。
今日は、アクセント (発音で強く読まれる部分)によって意味が変わる英語についてです。
前提知識:複合語とは?
アクセントと意味の関係のお話をする前に、前提として複合語について説明します。
複合語とは、2つの単語が連続して成り立ったものです。
通常、2番目の単語が複合語の意味の核として機能し、もう片方がそれを分類する役割を果たします。
例:desk computer (デスク用のPC) はコンピュータの種類を、computer desk (PC用の机) はデスクの種類を表している。
注意が必要な複合語
注意が必要なのは、単なる「形容詞 + 名詞」= 名詞句のセットとしても使える上、複合語として別の意味も持つタイプの言葉です。
例えば、white houseは単なる「白い家」という名詞句ですが、複合語のWhite Houseは「アメリカ大統領官邸」となります。
これらを発話する時に区別するのがアクセントです。
アクセントで名詞句と複合語を区別する。
結論、名詞句の場合は後半の名詞の部分にアクセントが置かれ、複合語の場合は前半部分にアクセントが置かれます。
例えば名詞句のwhite houseはhouseを強く言い、複合語のWhite HouseはWhiteを強く言うという事です。
※厳密には、White Houseにはtheが付く事も重要です。
その他の例としては下記があります。
強く読む箇所を太字にしてあります。
green house (緑の家) vs. greenhouse (温室)
black board (一般的な黒い板) vs. blackboard (学校の黒板)
high chair (高い椅子) vs. high chair (レストラン等にある子供用の椅子)
このように、アクセントによって意味が変わる言葉があるので、知っておくとさらに精度の高い英語使用者になれるでしょう。
読んでいただきありがとうございました。
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