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2023年、読売巨人軍が優勝するために補強すべき選手達

2022年シーズンのNPBはオリックス・バファローズが26年振りの日本一を成し遂げ幕を閉じました。

熱戦の7試合をテレビの前で楽しんでいましたが、同時に贔屓の読売がその舞台に立てないこと、また2019.2020と完膚無きまでにボコボコにされたことを考えると悔しい気持ちもあります。

オフになり今オフのFA市場の目玉である近藤健介、森友哉の去就も注目される中、読売は森友哉の獲得調査を進めているとの報道も出ておりストーブリーグも2018年オフとまでは行かずとも盛り上がっています。

さて、読売は今シーズン2017年以来のBクラスでシーズンを終えました。残り4試合の時点ではかなり優位に立っていただけに、この結果は情けないの一言に尽きます。

ただドラフトでは高校生外野手ではNo.1の評価を得ていた高松商業高校の浅野翔吾を、2位で慶応大学のスラッガー、秋のリーグ戦では三冠王をも狙える位置につけている萩尾匡也の獲得に成功しました。ここだけ見ると4位になって良かったなと思います。

浅野翔吾を見事に引き当てた原辰徳様のご尊顔

着実に将来への投資に出ており、未来のチームのコアとなれる選手を集めていますが、ぶっちゃけ来年の優勝は可能なのかという話です。






はい、無理です。順当にヤクルトか阪神かな〜って思ってます。特に直接対決でボコボコにされた阪神とは大きな差があるように感じます。スキャンダルの多さとかそういうのではなく

あそこの球団は鳴尾浜にダイジョーブ博士(成功率100%のすがた)が生息しているので、いくらでも投手が生えてきます。読売と阪神の1番の差はそこだと思ってます。

今シーズンの読売は山崎伊織、大勢を筆頭に若手投手陣がそれなりに出てきました。そこはポジ要素だと思っていますし、未来が明るいなとは思います。

ただ問題は野手。主力は高齢化、中堅はシンプルに実力不足、若手は二軍三軍でコケる有様。二桁番号が貰えてない保科を「野手のトッププロスペクト‼️(キャッキャッ)」と持ち上げてる時点で絶望感は伝わると思います。(かく言う僕も保科に期待してますが)

野球が楽しそうな保科広一
野球が楽しくなさそうな保科広一


そんなチーム状況を見た時に何が必要なのか、他球団にあって読売に無いものは何かを個人的にいくつか考えてみました。

まずは投手。特に先発。菅野、戸郷、山崎伊織以外誰もいねえ!とにかく4番手以降が誰もいない。井上とか赤星とかいるやん!と言いたいでしょうが、1年間回せるか?って話。4月の赤星はともかく、それ以外は投げれば基本炎上してる。信用には値しないのかなと思います。

なので行使してくれるかの話になりますが岩貞祐太の獲得に動くのが最善策なのかなと。後は有原航平も良いですね。とりあえず先発5枚は埋まりますし、そこに期待の若手が控えてるというのは僕の中では理想的な布陣です。

野球……と言うよりかは様々な業界に言えることですが若手の成長ほど不透明なことはないと思います。浅野翔吾は.280 30本、OPS.900を安定して叩き出す終身名誉アストロズ戦士George Springerになれる逸材だと思ってます。ゴミ箱は叩かんでいい。
ただ何かの間違いで石川慎吾になる可能性だってあります


虚カスが夢見る未来の浅野翔吾
どこかで道を間違えた浅野翔吾

そこで何が必要なのか。もう言わなくて分かるかと思いますが補強です補強。生え抜き軍団で優勝するところが見たい!という方々は今すぐお帰りください。こんな所に来てはいけない。

もちろん自前の若手が活躍するのは見たいです。そこら辺が活躍して優勝できるなら是非とも見せて欲しいですが、あなた達の応援している球団はなんと言う球団ですか?読売ですよね?無理だろ普通に考えて。

ぶっちゃけ生え抜き軍団で優勝することのメリットって総年俸を抑えられるくらいしかないんですよ。読売ほど総年俸を気にする必要のない球団もないですし、やはり補強に動くべきなのかなと思います。

そこで誰を獲得すべきなのか。近年は青い韋駄天(育成)など補強の失敗も目立つので慎重に見極める必要があります。まぁ順当に森友哉、近藤健介の獲得に動くべきだとは思います。

さて、なぜ森友哉と近藤健介の獲得に動くべきなのかを解説させていただきます。まずは地獄球団のベストメンバーの出塁率とOPSを振り返りましょう。

4 吉川尚輝.329  OPS.708
6 坂本勇人.378 OPS.759(規定未到達)
8 丸佳浩   .370 OPS.859
3 中田翔   .327 OPS.833(規定未到達)
5 岡本和真.336 OPS.805
9 ポランコ.306 OPS.762
7 ウォーカー.306 OPS.821(規定未到達)
2 大城卓三.339 OPS.755(規定未到達)

グッロ、吐くかと思ったわ。

いやまぁOPSは8人全員.7を超えてるので酷いって訳でもない。酷いけど。今すぐ解散しろ。

ここから分かるのがとにかく出塁率が低い。みなさんも読売の試合を見てる時に一瞬で攻撃が終わる様子を見てきたかと思います。虚カスみんなで被害者の会を設立しよう。

爆速凡退を繰り返す読売を見ているテレビの前の僕

そんな打線に近藤健介と森友哉はマッチするのではないかと思います。森友哉の通算出塁率は.374。今年と2020年は.320台と低水準も基本的には.350以上、規定打席に到達しながら.400を超えたシーズンが2回と実績もある。また外野経験があるのも編成に柔軟性を与えるという部分ではプラス要素。

近藤健介に関しては通算出塁率が.413。バグ?
2018年以降は毎年安定して出塁率が.400以上と、まさに打撃のスペシャリスト。また規定到達回数が5回ある中で四球>三振の回数は3回。キャリア11年では5回記録しており、とにかく三振しないのが魅力の打者。

今の打線は本塁打は出るが単発が多い。その中で高出塁率の2人を打線に加えられるのは大きなメリットであると言えます。それなりに長打もありますしね。
また、2人とも複数ポジションを守れるのも編成面を考えた時にありがたい存在になるでしょう。

続いて投手。ここに関しては岩貞祐太一択です。
つか他が残留しすぎなんだよFA行使しろ。

彼の魅力は先発中継ぎどちらでも実績があること。基本的には今年のようにブルペン待機が望ましいとは思いますが、いざと言う時には先発でも行ける。というか今の読売なら先発で行って欲しいくらい。
彼に関しては行使熟考との報道があります。Cランクとは聞いてますが一部報道ではBランクとの噂も。ただ人的補償を出して獲得する価値はあると思います。さすがに近藤、森より優先度は下がりますが。

はい、こんな感じで色々語ってきましたが、とにかく来年優勝を目指すならこの3人の補強は必須と言えるでしょう。ドラフトでは理想的な動きを見せてくれました。次はストーブリーグで有能ムーブを見せてくれることを願います。

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