究極のセールスレター
【読んだ目的】
相手に伝えたいことが伝わる文章を学ぶため
【学べたこと】
・相手を具体的に、とにかく想像する
・文章術は誰にでも学べる
・めんどくさいことをどれだけできるかが成果に関わる
【理由】
①相手を具体的に、とにかく想像する
人が文章を読むときは
「これって自分のことだ!」と思ったとき
なおかつ、自分が悩んでいることが解決できると思ったとき
だから、相手が今どんな悩みを抱いていて、何を欲しがっているのか、何があればその問題が解決するのか
それをピンポイントで突いてあげると、人は読んでくれる
ここらへんの話は、「ジョブ理論」の話と共通していて、
相手が自覚している・いないに関わらず、相手が「これだ!」と思えるものを提示してあげる。それが相手の悩みを解決するものであり、一番欲しがっっているものである。
朝の通勤時間が早く、なかなか朝食が取れない人
彼らには、一見カロリーが高くて避けられがちなミルクシェイクが選ばれている。ただ、通勤経路にあっただけかもしれないが、一歩踏み込んで「なぜミルクシェイクを選ぶのか」に目を向けると、彼らの悩みが見えてくる
セールスレターも同じで、「こんな悩みを抱えているんじゃないか」を想像することが、めちゃくちゃ重要になってくると改めて感じた。
なお、彼らがミルクシェイクを選んでいたのは、
・車で通勤するまでの時間つぶしになる
→✗:飲むのに時間がかかる
○:飲むのに時間をかけられる
・カロリーが高い
→✗:太る原因になる
○:手早くエネルギーが取れる
といった理由から、片手間で効率よくエネルギーを摂取したい彼らの欲求にぴったりだったというわけである。
(※内容読み返していないので、間違えてたら教えて下さい。。)
②文章術は誰にでも学べる
「内定者への手紙」でもあったが、社会人のみならず、日本で暮らす全員がライターとも言える状況(ビジネスマンは毎日2000の文字以上の文字を書いている)で、文章術を学ぶことは極めて有用であると感じた。
自分たちがよく目にする文章には一定の法則があり、それに則れば誰でも、読まれる文章を書くことができる。
スポーツやアーティストとは違い、才能があるとかどうとかに関わらず、学び実践することができれば、再現可能であるということが有用と感じた理由である。
③めんどくさいことをどれだけできるかが成果に関わる
であれば、どうしてこんなにも、成果が出る人と出ない人がわかれるのか
その理由が、いかに面倒をこなせるかにあると感じた。
この本では、相手に読んでもらい伝わるセールスレターを書く手順を28のステップで説明している。
書く前の準備をはじめ、中には文章を書いてから一週間寝かせるといった方法も書かれている。
でも結果が出ているひとはこういった手間を、当たり前のようにやっている。あの佐藤可士和さんでさえ、未だにアイデアを出すときには何百という候補を出すらしいし、文章術をまとめたこの本でも何度も見直すことが大事といっていた。
成果を出している人が続けているのであれば、その方法を真似するのは当然のことのように感じる。
最後に
本の中にあった、基本的な販売メッセと保証に関する手法をまとめておく
①単刀直入な説明で
②例を上げて
③実話で
④証言・証明で
⑤お客・専門家
⑥番号を振った要約で
セールスレターは、のびのびと書いては書き直す
✗:あらかじめ決められたフォーマットやページ数に収まるように書く
↓
○:いっぱい書いて、少しずつ省いていく
要するに、伝えたいことを全部書いて、コンパクトにしていく
挙げた本リスト
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