【TCA第6講/デザイン】スキから拡がるコミュニケーションデザイン
今回の内容は、本日受講したTCA第6講の備忘録です。
講義のテーマは「デザイン」で、講師は「Widen+Kennedy Tokyo」のクリエイティブテックディレクターである米澤香子さんでした。
米澤さんは元々、航空宇宙工学などのテクノロジーを専攻されていたということもあり、講義内で紹介されていた過去の仕事はどれも、「すべてのデザインにはエンジニアリングに基づいた意味がある」という哲学をベースに、緻密なロジックによって生み出されていて、米澤さん自身からもすごくアカデミックなオーラを感じました(画面越しだけど)。
講義の中で特に印象に残った事例は、Leah Douさんの「CATS」という曲のMV制作でした。
↓これ。講義終わってから20回くらい観た。好き。
猫のロボットから見た世界はこんな感じかもね、という環世界的な映像であり、それに伴うアナログなビジュアルイメージを表現するために、自らコードを書いたり、撮影した映像をまずブラウン管で再生して、そのブラウン管上の映像をまた撮影するなど、こだわり抜かれた製作プロセスが最高でした。
で、講義全体を通して、独自の経験やスキルを持っていることが、「クリエイティブ×テクノロジー」という創造のプロセス、そして成果物に結び付き、圧倒的な結果を出さてれているなぁと感じたので、自分の専門分野や偏愛を持っているのは強い!と改めて思いました。
じゃあ自分はどうだろう?
僕の大学時代の専攻は経済学でしたが、あと1単位落としたら留年だったというレベルの残念大学生だったので、アカデミックな強みは形成されておらず、もっとちゃんと勉強しておいたらよかったなと後悔しています。
#過去の自分を呪いながら奨学金を返済する日々
が、社会人になってから、遅れてきた知的好奇心がPLの花火の如く爆発しており(今年も花火中止で悲しい)、最近で言うと、行動分析学とか行動経済学とか西洋哲学に興味深々で、ご機嫌に勉強していたり、この先Webエンジニアの方々と仕事する機会がありそうなので、浮世離れした提案をしないためにも、最低限のプログラミング知識は身に着けておきたいと思っていたり、色々と学びたいことがあるので、この辺を深堀っていって仕事上の強みの一つにしていきたいなと思いました。
また、アカデミックな分野の深掘りと同時に、自分の趣味嗜好の偏愛をより解像度高く認識して、それを尖らせていくことも大切であると感じました。
自分の場合、旅と服と音楽が大好物なので、これからもその愛を大切に、そしてもっと大きくしていきたいです。
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