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大学教員公募戦士:アニメ「SHIROBAKO」を観よう

もう5,6年前のことです。なぜか一定数いるアニメに詳しい、しかもなぜかよく話しかけてくる学生が強く「SHIROBAKO」というアニメーション作品を観ることを勧めてきました。

すいません、まったくこの手の分野には疎く、最近Netflixで観ました。どうやら人気の作品らしく、劇場版もあるようです。退役軍人会はソビエトや東ヨーロッパのアニメーションは繰り返し繰り返し見ているもの、日本の作品はとんとでした。

そもそもなぜ大学教員を目指したのか?

学位をとってしまい引っ込みがつかないなど、様々な事情があるかもしれません。でも、成果(=論文)に仕事が昇華されることが、私たちが一番に志したものだったのではないでしょうか。

他にもその分野が好きすぎて仕方がないなどなど人それぞれ思いはあるはずです。そのような初心中の初心を思い出されるアニメーションでした。

アニメ制作と研究は似ている?

SHIROBAKOという作品は、アニメ作品制作現場で起きる様々なことが扱われます。本当に細かく描かれていてびっくりします。なにせ視聴者はアニメを「観る人」であり、「作る人」ではないのですから、細かい絵で説明されても分からんことだらけなのです。

しかし、監督・制作進行・原画・撮影などなどのポジションがあることと、彼らが何をやっているのかが何となく想像できると思います。

このことは、研究にも通じるところがあります。理科系ですと特に研究室や研究グループでの研究進行が必要でしょう。文科系でも一人親方のように研究を進めるにしても、それはあらゆる研究での立場を一人でこなしている状態と同じです。

作品プロジェクト=研究プロジェクト

公募戦士として応募をするにあたり、相手のプロジェクトに関して関心を持ったことはありますか? 理系ですと講座制のようなものが残っているのでプロジェクトがイメージしやすいかもしれません。

ただ研究だけではなく、学科や学部そして大学と組織そのものも1つのプロジェクトだと考えられます。公募に応募したとき、そのプロジェクトに円滑に参画できますか? また、自らプロジェクトを企画・立案・運営できますか?

公募で問われること学生から進められるアニメーションで再確認するとは思いもよりませんでしたが、ここのところ足りないことは、ポストを得たいばかりが先行して、もともとあった強い思いを見失っていたことでした。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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