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大学教員公募戦士:書類選考(一次)ではなにをやっているのか

公募戦士が公募へトライする際に、ほぼ必ず提出を求められるものとして、以下があります。

0) 履歴書
1) 主要業績  n編
2) 研究業績一覧
3) 研究・教育の抱負

履歴書は当然として、あと3つでなにを判断しょうとしてるのか、公募先によって考える必要があります。

履歴書

ここで学位が取得できているのかが少なくともわかります。また過去に大学などに所属していた(る)場合は、教育歴や運営歴も書けるはずです。

要項によっては、担当した主要科目を書くことになっているはずです。公募がかかっているポストに最も近い科目名を選択して書いたほうが良いでしょう。

主要業績

ここはなかなか選べないかもしれませんが、公募されているポストにはまるものをできればお送りしたいところです。
査読付きやファーストのものを優先して送りがちですが、案外そうでなくとも行けてしまうようです。先方もそのあたりはわかっているはずですし、分からないようであれば用はないと思ったほうが良いでしょう。
「本当に公募のポストにハマるか」「一緒に働きたいか」と言う点を鑑みると、素晴らしい研究よりもポストとマッチすることのほうが優先される場合があります。

研究業績一覧

これまでの研究が網羅的に記されることとなります。200字程度の要約を付けなければならないことが多いので、日ごろからアブストラクトをまとめておくとよいでしょう。

案外ここを読んでいる選考委員の先生もいらっしゃいます。稀に返却されてくる書類に読んだことを思わせる印(メモ)が残っていることがあることからの推測です。

また、公募されるポストはそのポストに基本人がいないから公募されるわけです。つまり読む人は門外漢の可能性もあると言えます。したがって、この要約部分は、論文の要約をコピペしてはいけません。誰もが分かるようにエディットしてください。

研究・教育の抱負

正直がんばります、としか書けないところではありますが、ポイントが一つあります。大学には、大学そのものだけではなく、学部や学科の3つのポリシーというものが設定されています。組織が小さくなるにつれ具体的な内容になっていきます。

少なくとも、このポリシーにアジャストした内容にしましょう。さらに、自分しかできないことを表現できるとなおよしです。

(ここからは投げ銭用の短文です。)

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