公募戦士P氏:書籍(単著)の必要性
5戦4敗(1待ち)
残念ながら「祈られ」ました
先週「お祈り」「ますます」の類の連絡が届いたと連絡がありました。P氏の専門分野、ド! ストライクなポストだっただけに、本当に残念です。しかし、次にやるべきことが見えてきました。
単著・書籍・専門
しばらく大学教員を続けていると、なぜか本の一部を執筆する機会に恵まれます。退役軍人会自身にも、分担して執筆した本があります。もちろんP氏にもあります。
今回の敗因を考えると、どうも
1) 単著
2) 書籍
3) 専門書
の3条件が揃ったものが業績にないことなのではと考え始めました。論文数は正直尋常ではありません。理系ではあまり重要視されないところかもしれませんが、文系ではなぜか書籍神話のようなものがまだ残っているのではないかと分析したのです。
書籍神話
かつての研究者、特に文系の研究者は「一生かけて博士号」みたいな感じがありました。ですので、いろんな大学に修士号までしかお持ちではない先生も見受けられると思います。学位を乱発というと語弊がありますが、21世紀初頭ごろから課程博士が文系でも出るようになった傾向にあります。
その研究の過程で一つまとまったものを本にするという行動も一般的でした(です)。これは研究成果を広く知らしめるという点で、現在でも科研的には推されており、出版向けの助成金もあります。
本であればなんでもいいわけではない
P氏もそして退役軍人会も、実は物理的な本を単著としてすでに執筆した経験があり、しかも一般に流通しています。でもそれだけではNGです。
研究成果ですから、専門書である必要があります。と、そういえば、学部時代の師匠がそんなことを言っていたなあと、最近になって痛感しています。
諦めていません
P氏には幸いにこれまでの研究成果が蓄積されています。これを書籍向けにエディットすれば、専門書は完成するはずです。エディットするのは本当に骨が折れる作業だと思います。
しかしP氏は諦めていません。すでに見積もりをとり目次を完成させています。がんばろう!
しかし専門書(学術書)はなかなか売れません。バカ売れしたのは知識創造企業くらいでしょうか。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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