大学教員公募戦士:2023年度採用開幕
JRECも2023年度採用色へ
2022年度も始まっていない3月ではありますが、すでに2023年度4月着任のポストがほとんどとなっています。一部、2022年9月や10月着任のポストもあるようです。
2年も先のようですが、、、
大学で「採用する」ということは結構重いことといえます。特に任期がない場合は、よっぽどのこと(例えば犯罪など)がなければ一生の面倒をみることを意味するわけですから、ハズレは許されません。
今流行のキーワードに関する研究で募集はかかっていると思いますが、将来その分野がどうなるか分かりません。大学もお金を取ってくることが事実上求められており、それはお金にならない研究はやらせる余裕がなくなってしまっていることを意味します。
2023年度の公募戦士の戦略
流行のキーワードに関する研究をやっていることはとても有利でしょう。しかしそれだけではおそらく採用の際に自分をねじ込むことは難しいかもしれません。
というのは、流行のキーワードに関する研究は自分以外にも多くの研究者が取り組んでいるからです。まず自分以上の実力者はいると思って間違いありません。
ですので、プラスアルファとして、「セカンダリ専門」を持っておく戦略をご提案します。専門は一つだけにする必要はありません。大学が学部学科を改組するとき、専門が一つであるとその扱いにとてつもなく困ってしまうのは誰にでも想像できるのではないでしょうか。
このような先生を専任として雇い続けることは、大学が経営体として考えたときにあまりリターンが期待できない存在になってしまうことが十分予測できてしまうわけです。
採用側の事情を鑑みると、「潰しがつく」ことを、こちらからちらつかせられることも公募戦士の技術の一つだと思うのです。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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