大学教員公募戦士:研究助成金(科研費)
科学研究費助成費用こと科研費の採択が、2月28日14時に一部の研究種目分について発表になりました。昨年までは、4月1日10時に年度初めのばたばたしている中、発表サイトをリロードしまくるのが研究者の風物詩でした。科学者による手動のF5アタックは、まあまあサイトを重くするくらいの勢いがあります。
2022年度分より、2月下旬に発表へ
この「2月下旬」というものが本当にくせ者。下旬といえば、2月20日~28日の間でしょうが、2022年の発表は2月28日14:00でした!
予算を執行できるのは4月以降ではあるものの、さまざまな準備を一ヶ月前から取り掛かれるのは本当にありがたいことです。河野大臣は2ヶ月前倒しとしましたが、実質1ヶ月の前倒しではありますが……
科研費は研究助成金の基本
研究助成金は科研費だけではなく、省庁を跨いだものも多くあります。国交省からや厚生労働省のもの、さらには防衛省のものもあります。しかしながら、分かりやすくかつ新しい内容を審査員に読んでいただき納得させることの基本は科研費の申請にあると思います。
公募戦士の研究助成金
大学によっては、募集要項に「研究助成金一覧」を提出するように書いているところもあります。大学は間接費をゲットできるわけですから、研究助成金を取ってくる先生はいい先生ということになります。特に国公立大においては顕著かもしれません。
ただし私立大学の一部では、科研費などの獲得資金が裏目にでることもあります。大学として研究よりも教育をやって欲しいからです。つまり研究費がある先生は研究ばかりで教育していないとみなされてしまうのです。なんだかな。。。こういう大学は願い下げ! と言いたいところですが、そうもいっていられない状況も理解しているつもりです。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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