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大学教員公募戦士:面接のこと

面接まで進むことができたということは、もうゴールはすぐそこです。素晴らしい!

面接に呼ばれる先生の特徴をみてみますと、以下のような印象があります。

  1. 公募が出ていたポストにバシっとはまった人

  2. 多少ずれた専門でも業績がしっかりしている人

  3. まったく呼ばれた理由が分からない人

公募が出ていたポストにバシっとはまった人

公募されるポストの要綱がやたらと細かいことが書いてある場合は、書類の書きようでまあまあ「はまっている」状態を表現することができます。

募集をかけているということは、そのポストにふさわしい人材を求めているということですから、ポストにはまった人が面接に呼ばれるということは、当然ともいえます。

あとはライバルになっている他の面接に呼ばれた方との「差」をどのように演出するかによるかと思います。一緒に働きたいと思ってもらえることがもっとも重要なのではないかと思います。

多少ずれた専門でも業績がしっかりしている人

採用に至った例も、至らなかった例も存じ上げております。しかし「バシっとはまって」いなくても、面接にはたどり着けることは間違いないようです。その一つの指標となるのが業績です。

この場合、論文の業績のほか、企業人としての業績も含まれます。社会人経験(?)があると、引き合いがあることが近年増えてきました。

ただ、業績があってもNGな場合ももちろんあることを忘れてはいけません。特にいわゆる「有名大学・大学院の出身なのになぜ応募してきたのか」は意外と採用に至らない理由になります。業績で採用しますと、すぐに転出される可能性も同時にあるからです。

まったく呼ばれた理由が分からない人

こちらも採用に至った例も、至らなかった例も存じ上げています。なぜ面接に呼ばれたのか分からないことは、呼ばれたほうも対策ができないため、本当に苦労するようです。

数例であればなんとも思わないのですが、案外多いものです。とはいえ、先方には何らかのメッセージが伝わっていると考えたほうがよいでしょう。単なる出来公募の当て馬のような気もするのですが、実際にひっくり返ることもあるため、手は抜けません。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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