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大学教員公募戦士:面接の「志望動機」

面接にたどり着くと、高確率で尋ねられるのは「志望動機」でしょう。志望動機で本当のことは普通言いません。たとえば、任期がもう切れるなどなど……

志望動機は「どれだけ志望先を調べているか」を聞いている

それではなぜ志望動機を聞くのでしょうか。これは公募を出している先のことをどれだけ調べ、さらに自分とマッチするのかを説明できるのかを確かめているとしか思えません。

  • 学位が取れる見込みがあるから

  • 出身地が近いから

  • 現任の任期が切れるから

上記のような「本当のこと」は、相手も面接に呼ぶからには鬼のように調べているに違いないと思いませんか?

志望先とのマッチング

一般的に大学には、売りが存在します。本当にそれが売れているかは別です。少なくともその売りと自分の研究・関心がどうマッチしているのか説明するべきです。

また、大学・学部・学科・コースにはポリシーと呼ばれるものが設定されています。文科省の強い指導もあり、この数年でポリシーを設定していない大学はないといっても過言ではありません。それとどうマッチしているかも説明できるといいでしょう。

情報の集め方

大学Webページはもちろんのこと、学部学科コースレベルで何をやっているのかまで知っておいても損はしないのではないかと思います。

また、紙の大学案内は案外一覧性があり、Webではこぼしていた内容を拾いやすくなります。ぜひ入手してください。特に小規模校であると、大学案内の発送を外注している場合があります。ですので波風立てずに大学案内の入手も難しくないと思います。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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