大学教員公募戦士:秋の公募シーズン到来
夏ごろまで多くの公募がでていましたが、秋にも増える傾向があります。これは計画人事というよりも玉突き人事なのかもしれません。
夏の終わりに移動者がでる→その穴は埋める
学位によって必要な教員数は決まっています。経済学や法学の分野は学生の数に対して比較的少ない教員数で学部・学科維持が可能です。逆に看護や福祉などは、結構な教員を配置することが求めらます。この数は大学評価にも関わることなので、結構厳密に守られるものです。
さらに教職課程などがありますと、その課程を維持するための教員が必要となります。大学の経営を考えると、「多くの教員を少ない人数で回す」ことが効率がいいということになります。これはだれが考えても間違いないことですよね。
秋の人事
計画人事であれば、年度初めに公募を出す傾向が多いものです(もちろん全部ではない)。しかし秋の公募は、夏までにどこに移られる先生がでたときに、上記の学部・学科・課程維持のための人員を補充する必要がある場合があり、これに対応することも見受けられます。
裏を返せば先方も切羽詰まっている状況にあるわけです。そこで公募への応募をかんがえていらっしゃる公募戦士の皆様には、この秋もまたチャンスがある戦いの時期ととらえ、書類を作成してほしいのです。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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